幼さの中に母性を見出す―「バブみ」ってなんだ?

少女の中に存在する母性

数年前からネット上に発生したスラングに「バブみ」というものがあります。
簡単に説明すると、「年下のキャラクターの中に母性を感じ、幼児が発する言葉である『バブバブ』と『旨味、あたたかみ』などの言葉に用いられる『み』を併せた単語」です。

例を挙げるなら、優しくお世話をしてくれる少女キャラクターを「なんだかお母さんみたいだな…」と感じたときに「このキャラクターにはバブみがある」と言えます。

母性、というと年上のキャラクターを想像しますが、「バブみ」に関しては年下のキャラクターが対象となっています。

あの有名キャラクターも…

画像引用元:©創通・サンライズ

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」にてシャア・アズナブルが発した台詞「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」はバブみを説明する際によく引用される台詞です。ララァは10代後半の少女で、シャアよりも年下です。

凄腕のパイロットであり主人公であるアムロのライバルとしても有名なシャアですが、そんな彼も母性を求めているひとりの男性ということがわかる台詞です。

みんなのお母さん的なキャラクター

筆者が思うバブみのあるキャラクターに、「ラブライブ!」の東條希が挙げられます。

アニメではスクールアイドル「μ’s」の名付け親であり、落ち着いた少しミステリアスな雰囲気を持つ高校三年生の少女です。
穂乃果がスクールアイドルを結成した頃から陰で見守っており、たまにふざけて茶化したりしますがいつもμ’sのメンバーを大切に想っている包容力のある女の子です。

その性格やおっとりした話し方、ちょっと大人っぽい見た目から「μ’sのお母さん」的なポジションに見えてきます。

彼女も過去の境遇などから実は甘えん坊なのでは…?と思う点もありますが、やっぱりそれ以上に彼女のバブみが良い……!普段はこちらからたくさん甘えて、時には甘やかす…そんな甘々な関係になりたいですね♪

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現代に合わせた作風

ツンデレ・ヤンデレブームも一旦落ち着いたのか、最近は少女が癒してくれる作品…バブみを感じられる作品が増えてきているように思います。

2019年には「世話焼きキツネの仙狐さん」というケモ耳少女が甘やかしてくれるアニメが放映されました。ただ、仙狐さんは見た目は少女ですが実年齢800歳と超年上なので、年下の少女に使用するバブみという単語は相応しくないかもしれませんが…しかし、少女のように可愛らしい見た目で母性的ならば、やはりバブみという単語が今のところ一番適した言葉ではないかな?と思います。

TVアニメ『 世話やきキツネの仙狐さん 』第10話「たまには童心に返るのもよいじゃろ?」【感想コラム】
画像引用元:(C) 2019 リムコロ/KADOKAWA/世話やきキツネの仙狐さん製作委員会

人は何故バブみを求めるのか

何故バブみという単語が生まれたのか?そして何故バブみを持つキャラクターが人気なのか?

それは、現実世界で仕事や人間関係に疲れた人が癒しを求めた結果ではないでしょうか?ブラック企業と呼ばれる会社の存在や、ネットの発達により複雑化する人間関係。そんな荒んだ心を癒してくれるのは、自分のことを肯定してくれる母親のような存在。そこに幼さを足して、より癒される存在を作り上げているのでは?と筆者は思いました。

少女がちょっと背伸びして大人っぽく振舞う姿が可愛い!未完成の母性を見守りたい!という意見もあるかもしれませんね。

今後のアニメ・漫画作品でバブみを新たな持つキャラクターが登場することがちょっと待ち遠しいですね♪あなたを癒してくれるママのような存在を見つけてみませんか?

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この記事のライティング担当:のいせ

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