小柳達は”人を殺した”と計り知れぬ重圧に押しつぶされそうになっていた。
最悪の日から一夜明け…クレア達は日常生活を送る…しかし、悲しみは連鎖していく。
TVアニメ『 グレイプニル 』第11話「決意の代償」あらすじ
山火事を起こし円達から逃れた小柳達。だが、心も体も満身創痍。一旦、下山を選択する。
修一は宇宙人に”本当は知ってるはずだ”と強く問い詰める!やり場のない怒りは覚悟へ
そして、復讐心を燃やす円の残党と殺し合う…。デスゲームはここから始まった…
折れかけの心と迷い
小柳の指示に従い下山するも…彼女はこれ以上ないほど責任を感じていた。
『人間は理性ある存在だと卑しさには決して屈しないと。みんなに宣言してやりたかった』
春日は「人殺しなんて…」と涙を流す。修一とクレアは、逆に落ち着いてた…
「みんなの事を思ったら、死んでてくれた方がいいなって思ってしまって、ひどいだろ」
「ごめん、私が修一を巻き込んだから」
悲しい笑顔浮かべる彼を抱きしめるクレア。でも、キグルミの力を望んだのは…
自分の意思と言い、その気持ちはエレナと約束からなのか…クレアと戦いたいのか…
気持ちがはっきりしない。だた、その答えが見つかれば…
「それで初めて、本当にキミと一つになれる気がする」と伝えるのでした。
何気ない日常のひび割れ
「それがものすごい火傷で、噂だと虻川君じゃないかって…」
修一は山火事で友人を1人を失った。居ても立ってもいられず、宇宙人を問い詰めるだが
「このコイン集めのゲームから降りますか?君はただ、巻き込まれただけです」
自分がリタイアしても状況は何も変わらない…。この馬鹿げたゲームを必ず終わらせる!
コインを100枚集めて、記憶や僕とクレアの日常も奪い返す!と覚悟を決めた修一。
「俺にはコイン集めなんかどうでもいい…円の仇を取りに来た」
復讐の一心で襲いかかる敵。修一もだった1人で応戦…敵の腕を掴み地面叩きつけて
(わかっている!僕はこの物語の主役じゃない。けれどラストは必ず僕のこの手で)
初めて自分の意思で敵を殺した…
ほのかと宇宙人
「散らばった仲間を探さなくていいの?私は1枚見つけたわよ!」
宇宙人に話しかけて「ほのか」は交流を深めていった。ある時、彼女からこんな提案が
「自販機を置いて、コインを入れた人の願いを叶えるの!面白いアイディアじゃない?」
と言って宇宙人は一番最初に彼女の願いを叶える…。そして、ほのかは写真を見せる
「みんな、いい人だから」エレナと修一、金髪の青年が仲良さそうに写っていた。
「これは僕の物語だ。僕が犯した罪の…誰にも邪魔させない。ラストは決まってる」
「そうだよな…ほのか」金髪の青年は辺りを血に染める…
「僕はこの物語の主役じゃない」ってすごい重要かも!
以前から思っていましたが、修一は自分の意思をしっかり言えるようになってきましたね。
ついに覚悟を決めて「殺し」という選択も…生き残り日常を取り戻すためなら仕方ないかもしれません。頼もしくなった半面、心が摩耗しなければいいのですが…
修一が度々口にする”この物語の主役じゃない”。彼の控え目な性格を表す言葉だと思っていました。しかし…実は過去の記憶と繋がっているかも!
金髪の青年は”これは僕の物語だ”と言っていましたし、写真も一緒に写っている。
まさか…修一。お前、本当に主人公じゃないのか…アイツが主人公なの!?
ほのかと青年が登場して、修一の記憶を握る人物がまた増えました。
続きが気になるし、その展開は予想していませんでした。「グレイプニル」マジ面白い!
最後に一言だけ…
エレナと修一が宇宙人に求めたものは”このゲームを終らせる”離れていても想いは同じ
なんか切ないね…
文章:あそしえいつYH