本当に本当にこの瞬間をどれほど待ちわびたことでしょう…。前期から約5年の時を経て…
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』ついに始まりましたーーー!
卑屈でぼっちな「比企谷八幡」明るく高いコミュ力の人気者「由比ヶ浜 結衣」頭脳明晰な才女「雪ノ下 雪乃」を中心に描かれる青春ラブコメ…!
「本物がほしい」という八幡の本心に答えは見つかるのか…
――間違っていてもいい、その度に問い直して問い続けるから――
TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第1話あらすじ
結衣は”ずっとこのままでいたい”と真っ直ぐな想いを伝えた。しかし陽乃が言った
「雪乃ちゃんに自分なんてあるの?」という言葉通り、雪乃は自分の気持ちが分からない。
それでも自分を探りながら一歩前へと踏み出すため、彼女は依頼内容を伝える。
雪乃の依頼

「味は自信ないけど…でも頑張ったから。ほら、頑張る姿がどうのって」
八幡の心が揺れ動くことを望んで、失敗ばかりだった手作りクッキーを手渡した結衣。
雪乃は八幡と結衣を不安げに見つめ、自分の話を始めます。
彼女のやりたかったことは”父の仕事”でも、後を継ぐの姉である陽乃だと決まっていた…
「昔から母は何でも決めていて姉さんを縛りつけて。私のことは自由にしていいとばかり」
家族とどう接すればいいのかも分からず、あえて答えを出すことを避けてきた。
「ちゃんと考えて納得して諦めたい。私の依頼は一つだけ、あなた達にその最後を見届けてもらいたい」
陽乃と1から話し合うと決意し、雪乃はマンションへ向かう。

川なんとか姉妹

受験当日の小町を見送り出かけてる八幡。たまたま目に入ったカフェで川崎姉妹と出会う
「軽めのボディータッチ男子はすぐ勘違いしちゃうから他の人にやっちゃいけないぞ」
天使の笑顔をむけてなつく京華にデレデレの八幡。沙希とは弟の進学の話題へ。
「弟的には公立行ければ多少なりとも、お前の選択の幅は広がると思うんじゃねえの?」
姉を気遣う弟の気持ちを察する八幡、ちょっと見惚れる沙希。そんなところに…小町が合流
「沙希さんも京華ちゃんもこんにちは!イエーイ!」
八幡と小町の”愛してる”というワードに、沙希は文化祭の思い出を振り返っていました。
小町、最高の兄孝行

家事を手際よくこなす小町は、八幡の隣へ座り…今の心境を打ち明ける。
「色々面倒見てもらってた頃とは違って、小町色々なことができるようになったからさ」
八幡が冗談交じりに「ぜひ感謝してくれ」と言うと「うん、感謝してる」素直な小町
「今しか言えないからお兄ちゃんありがと。お世話になりました」
三つ指ついてお礼をする小町に、「その何、ほんとやめ…ああっ…何か目から水が」
感極まって涙を浮かべる八幡。兄離れに嬉しいような…悲しいような感情に浸るのでした。
各キャラと八幡の掛け合いが懐かしくて心地良かった!

第2期の最終回の続きから始まって、懐かしいなーと思いつつ、あいさつも会話!八幡らしい返しが面白かったです。
第1期を振り返る回想や文化祭の川﨑と八幡の追加シーンなど、恋に落ちるウブな沙希がとても可愛くて…さらに屈託のない京華の笑顔に癒されました。
もはや川崎姉妹から「気持ち悪い」連呼も褒め言葉なんじゃないか…と思ってしまいました。
そして、雪乃は自分の意思で”家族”と話し合い向き合うと決断したわけですが…
”納得して諦めたい”やっぱりここが気になります。
自分が正しいと疑わない母親は、陽乃を跡取りに選び人生の自由を奪い縛り付けてきた。
逆に雪乃には自由にしていいと育てた。
自分より完璧な陽乃に強い劣等感を抱いて、いつまでも自信が持てない雪乃。
そんな彼女が陽乃と話し合うということは、絶対的な決定権を持つ母親に逆らうことになりそうです。
雪乃の”結末を見届けて”依頼解決の糸口はつかめるのでしょうか?
一言だけ…
家事も出来て甘やかしてくれるママのみたいな妹だったら、もう「ゴミいちゃん」でもいいやってシスコンになっちゃうよね。
文章:あそしえいつYH