「今は俺とお前だけの時間だ」
ついに決勝の舞台で死闘を繰り広げるアノスとレイ!しかし吸魔の円環が魔王の魔力を吸い続ける。
黒幕によって無数に張巡らされた罠がじわじわとアノスすらも追い詰めていく…
レイの危機に自分の根源と引き換えに…精霊の力を解き放つ。時空を切り裂く精霊剣
TVアニメ『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』第8話あらすじ
アノスの片腕が宙を舞い、レイの胸を魔剣が貫く。激闘の最中…異次元空間へ飛ばされる。
黒幕は”あなた様”とアノスを呼び、魔王を始末するためにレイの母まで人質に。不利な状況だが…
アノスは馬脚を現した事か?もっとよく深淵を覗け!と余裕をみせる。しかし…
次元牢獄 閃光の刃

アノス達を次元牢獄に飛ばした黒幕はメルヘイスだった。しかも…イドルとガイオスまで呼び出す。
しかし、目にも止らぬ神速で敵2人を瞬殺するレイ。剣戟の際にレイに埋め込まれた《契約の魔剣》を破壊していたアノス。
想定外の状況でも、メルヘイスはレイの母を人質にして取引を持ちかける。
「皇族化への忠誠を誓うのであれば、彼女を治療しましょう」
「では殺すがいい」「元々覚悟の上だからね。そのかわり、君の盾はなくなるよ」
レイも母の死を受け入れるフリをして、一瞬の隙をついて母の元へと向かう。
精霊の真体 反撃の狼煙
全てを拒絶し滅ぼす壁《ベノ・イエヴン》でを襲うメルヘイス。アノスも反魔法で抵抗するが…
片腕を失い、魔力の消耗が激しく守るしか出来ず…レイに反撃に転ずるチャンスを託す。
アノスの魔力をギリギリまで注ぎ込んだ魔剣で、ベノ・イエヴンを斬りつけるが無意味。
「もうあれを…斬る力は残ってない。君1人なら…」
「お母さんあなたが一番大事なの。立てるでしょ…レイ」
自らの身体を《精霊剣》にレイが放った斬撃は次元を超越し、メルヘイスの絶対空間をも斬り裂く!
「立派になったわね。愛してるわ」そう言い残してレイの母は消えてしまう。
俺の勝利はありえないだったか…?

魔法攻撃を放つメルヘイスだが、アノスは無傷。魔剣ヴェヌズドノアを呼び出し…
「転生後は魔力の1割も使えぬものだと…俺とてそうだ。滅びの根源が叩き起こされた」
本来の力を取り戻したアノスは…
「かわした程度で避けられると思ったか。理滅剣はあらゆる理を滅ぼす」
メルヘイスの両足を切り落し、脳内に埋め込まれた《隷属の魔剣》を消滅させた。
そして、イドルとガイオスを蘇生。魔剣大会優勝者となったアノスは…。
「優勝できたのはこの剣のおかげだ!魔力とは違う何かが心に宿った!父さんこそ真の名工だ」
ディルヘイド全域に、レイの母…剣の伝承を広め蘇らせた。
レイの母の愛情に涙…アノスとミーシャの会話が印象的でした

命がけで息子を守ろうとするレイの母に感動しました。
レイが捨てられた子という悲しい過去を感じさせないくらいの愛を注いだレイの母。自分の身体が消えかけてもレイの心配しかしてませんでした。
前回も今回も大事なところは回想シーンで押さえてくれて感情移入出来ていいですね。
しかも、アノスが使っていた金剛鉄の魔剣には何も特別な力なんてありません。
それでも父親を真の名工と称え、彼の優しさがレイの母を助けることに繋がる…家族愛が最高の結果を導き出した。 いい話すぎるでしょ…
そして、「楽しかった?」と尋ねるミーシャに「なかなか愉快な大会だった」と答えるアノス。
メルヘイスと激闘をその一言で片づけてしまうとは…さすが魔王だなって思いました。
滅びの根源が呼び起こされてこれ以上強くなれるのか!だたでさえ無敵の強さを誇るのに…
もはや勇者以外対等に渡り合える者はいないのでは…
それと気になるのは…イドルとガイオス、アイヴィスの根源融合だったのに対して、メルヘイスだけ隷属の魔剣で操られていた事です。
やっぱり根源融合はそれなりの時間がいるからですかね?偽りの魔王はアノス達を見ている…
最後に一言だけ…
サーシャのキス…ツンツンするけど魔眼が表れちゃうの何度見てもカワイイ!
文章:あそしえいつYH