TVアニメ『放課後ていぼう日誌』れぽーと11 「キス」あらすじ
放課後に、のべ竿でウキ釣りをしていた陽渚と夏海ですが、バリと呼ばれる魚を釣り上げます。正式にはアイゴという、ヒレに毒がある危険な魚です。
黒岩は、「バリはうまい」と口にしますが、夏海は磯臭いからという理由でリリースしてしまいます。
バリをどうしても食べたい黒岩は、美味しく食べられるよう大野に処理をお願いするのですが……。
見た目は可愛いけれど…
夏海と、のべ竿でウキ釣りを楽しんでいた陽渚の竿がしなります。
釣れた魚は今まで見た事の無い魚でした。
「あ…陽渚きをつけろ。これ危ないやつ」
バリと呼ばれる魚を釣った陽渚でしたが、夏海が言うには“毒”がある様子。
黒岩部長は、バリが美味しいと言っていましたが、夏海は磯臭いと言う理由からバリをリリースしようと陽渚と話をしていました。
バリの美味しさを知らない2人に、黒岩部長と大野が動き始めるのでした…。
重要なのは処理
バリばかり釣れる事に、バリ祭りだ~と笑いながら言っていた夏海と陽渚に近づいてきたのは大野。
「部長の言う通り、バリは美味しいよ」
「釣れた後の処理をちゃんとやれば大丈夫」
「トゲのあるヒレをハサミで落とす。ここにも隠れたトゲがあるから…気を付けて」
夏海と陽渚に対して、大野は処理の説明をしながら丁寧にバリを解体して行きます。
大野の処理方法を見ていた陽渚でしたが、少しグロテスクなやり方と腸も見てしまい目を背けてしまいます。
しかし、大野が調理したお刺身を食べると「うまーい!」と言いながら笑顔を見せるのでした…。
美味しい魚を釣りたい!
夕飯にバリのお刺身とキスの天ぷらを食べた陽渚は、キスの美味しさに感動します。
そして翌日、陽渚はていぼう部員たちにある提案をします。
「キス!釣りましょう!!」
陽渚の突然の発言に、ていぼう部の3人は少し困惑している様子。
何も分かっていない様子の陽渚を釣り具店へと連れて行き、キスのエサになるモノを見せる夏海と黒岩部長。
そのエサがあまりにもおぞましいモノだったので、陽渚は泣き叫ぶ事になるのでした……。
TVアニメ『放課後ていぼう日誌』れぽーと11 「キス」感想
毒のある魚って処理をしっかりとすれば美味しい魚が多いのでしょうか…?フグも美味しいですよね…。毒があるってだけで避けられている気がします。
しかし、処理は難しいと思うんですよね。それを平然とやってのける大野先輩マジかっこよすぎ!
正直、目の前でいきなり処理・解体作業をされると、陽渚のように怯えてしまうのが普通ですよね。やっぱり生き物が解体される姿は見たくないものです……。
それにしてもバリの刺身!あれはめっちゃ美味しそうでしたね!
毎回、美味しそうなご飯の作画でお腹が空いてしまいます。
キスを釣りたいと言い出した陽渚でしたが、動機が美味しかったからって言うのが素直な子だなぁと、ニヤニヤしてしまいました。このまま、陽渚には純粋に生きて欲しいなぁ……!
さて、次回で『放課後ていぼう日誌』は最終回です。
陽渚と夏海の笑顔を、胸に刻みたいな……!!