古今東西、ロボット娘について
「ロボット」と言うと、戦闘マシンとしての巨大ロボットを思い浮かべたり、工場などで使用されている機械のことを思い浮かべる方もいると思います。
アニメの世界にも勿論それらのロボットもたくさん登場しますが、人の型をしたロボット…「アンドロイド」も多く登場します。
普通の人間とは違う力を持っていることから厄介な騒動に巻き込まれたり、人間が持っている「心」について考えたり…と、いろんなタイプのアンドロイドが登場します。
そんなロボットたちの姿は構ってあげたくなる愛らしさがあって魅力的ですよね!
今回は筆者が選んだ「ロボット娘」をご紹介します。
則巻アラレ/Dr.スランプ アラレちゃん
則巻アラレは「則巻千兵衛」という博士によって作られたロボットの女の子です。
ロボットですが目が悪くいつも眼鏡をかけており、アラレちゃん=眼鏡、という印象を抱いている方も多いと思います。
言葉遣いも独特で「つおい(強い)」「かっくいー(かっこいい)」などの崩した言葉や、「ほよよ」「んちゃ」という印象的な台詞もよく口にしています。
見た目は普通の女の子ですが、ロボットなのでとにかく強いのです。
地面にパンチするだけで地球が割れますし、「ドラゴンボール」の世界にゲストとして登場した際も悟空に引けをとらない、もしかしたら当時の悟空よりも強いのでは?と思えるほどの活躍を見せました。
いつも元気で明るく、視聴者もそんな彼女を見てつい微笑んでしまう…
長年愛されるロボット娘ですね。
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『Dr.スランプアラレちゃん』は1981年4月8日から1986年2月16日までフジテレビ系列で放送された、アンドロイドの女の子を主人公とした伝説のアニメです。原作コミックは鳥山明の『Dr.スランプ』です。 これを見た子供は主人公のアラレち[…]
R・ドロシー・ウェインライト/THE ビッグオー
見た目は華奢で愁いを帯びた雰囲気の少女ですが、れっきとしたアンドロイドです。
とある案件により主人公「ロジャー・スミス」と出会い、紆余曲折を経て彼の家で働くことになります。
基本的にいつも不愛想で淡々とした口調で「あなたって最低だわ」などの毒舌を披露する場面もよく登場します。
身体能力も高く、普通の人間には難しい動きをしたり、ロジャーがピンチのときに彼を助ける存在でもあります。
物語が進むにつれ、徐々に人間のような一面を見せるところも彼女の魅力だと思います。
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たま/銀魂
「からくり人形」として作られたロボットです。正式名称は「芙蓉 伊-零號試作型」ですが、ゴミ捨て場から拾ってきた神楽によって「たま」と名付けられました。
万事屋のメンバーたちに助けられたことから恩を感じており、彼らがピンチの際は助けてくれる心強い味方です。
普段は万事屋の下にある「スナックお登勢」で働いており、その美貌から客からも人気が高く、看板娘となっています。
彼女も基本的に淡々と話しますが、発する言葉は天然ボケな台詞が多いので、そのギャップも可愛くて面白いですね。
「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」では重要なポジションなので要チェックです…!
公式サイト:https://www.bn-pictures.co.jp/gintama/
©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス
もしかしたら心があるのだろうか?
果たしてロボットに心が宿るのだろうか?と考えたことがある方もいらっしゃるかと思います。
ですが、上記のロボットたちは心を持っているのでは?と思えるような仕草や態度を見せます。
ロボットが人間の感情を理解しようと頑張る姿、お互い理解しきれていないことから生まれるすれ違いは切ないですが、ほんの僅かでも人間とロボットの気持ちが通い合う瞬間を見たときは嬉しいですよね。
この機会に、ロボット娘の素晴らしさを、そしてロボットの心や感情について考えてみてもいいかもしれませんね。