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『じょしらく』ちょっと変わった職業の女の子たちの日常

楽しい楽しい楽屋では

本作品は、個性豊かな女の子たちが落語家として活躍する裏舞台の楽屋が物語の中心となりますが、そこで個性豊かなメンバーがちょっと変った日常を送ります。

キャラの年齢も微妙に違うため何かのネタが出たとき、ああ、この子はこれくらいの世代なのか、とか自分と同じくらいかといったところで共感を持てたりもします。

1回の放送で3エピソードと短いショートエピソードをつなぐ間に落語の落ちの部分を彼女たちが演じるのもなかなか風情があっていいと思います

細かい動きがよくできている

楽屋や都内名所を巡るのほほんとしたアニメですが、キャラの動きが実は結構こっていたりするのではないかと感じました。

主人公たちは着流しや着用が許されてる場合は、その上に羽織りを着ていますが、着物を着ている時の立ち振る舞いがしっかりと描かれています。

実際、着物の時は座るときに裾が広がらないように手で押さえながら座るとかがありますが、そういった些細な動きもきれいに描写されているあたりに職人技を感じました。

都内名所

楽屋以外では都内の名所を回りますがそれぞれの回でその地名の由来やグルメスポットまでバラエティー豊かな知識が出てきます。

自分の行ったことのある場所や知っているお店が出てきたりすると、うれしくもなり、知らない場所には言ってみようという思いがわいてきたりします。

秋葉原、東京タワー、上野動物園などのコアな話を見たあとは、多かれ少なかれ行きたいという思いがわいてきます。

おわりに

個性豊かなキャラたちが毎回、楽しませてくれますがキャラの個性が名前に表れていたりするのがおもしろかったりします。防波亭 手寅(ぼうはてい てとら)で防波堤の前のテトラポッドが波を回避するようということから。
運がいいとか暗落亭 苦来(あんらくてい くくる)で鬱でテンションが少し低いとかキャラの名前が、物語のキーワードだったりするのも面白さの1つだと思います。

また、放送されていた2012年の時事ネタも入っているのであの時ああいう事があったなと何となく思い出したりすることもありますが、日本のアニメで時事ネタを入れるというのは少し珍しいのでそこら辺も併せて見るときの参考にと思います。

個性豊かな「じょしらく」メンバーを是非一度ご覧くださいませ。

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