『瀬戸の花嫁』仁義と笑いを重んじる人におすすめ人魚系ラブコメアニメ

瀬戸の花嫁

仁義という言葉が好きな日本人

日本では義理と人情のように、仁義に関連する言葉がよく使われます。

これは、日本人が侍の時代から仁義忠義といった考え方を大切にしてきた歴史があり、日本人の国民性を語るうえで欠かせない資質だからなのかもしれません。

いずれにしても、日本には仁義に焦点を当てた作品が多数存在しており、中でも現代を舞台にした物語には度々極道の世界が選ばれます。これがいわゆる「任侠(にんきょう)」と呼ばれるものです。

私の記憶に新しいところでいえば、2002年から日本テレビ系列で放送された仲間由紀恵さん主演のドラマ「ごくせん」もこのジャンルに分類されるでしょう。

アニメ版「任侠劇

今回紹介する「 瀬戸の花嫁 」というアニメは、この仁義に焦点を当てた作品の一つ。ただし、せっかくアニメという表現様式をとるわけですから、実写では表現しきれない要素がなくては面白くありません。そこで取り入れられたのが、

任侠」≒「人魚

という要素。要するにダジャレです(笑)
なんと本作品中に登場する任侠の人々は全て人魚。彼らはそのことを人間たちに悟られないように生活しているのです。

さて、本作の主人公、満潮永澄(みちしおながすみ)は瀬戸内に住む祖母のもとへ遊びに行くのだが、そこで海水浴をしていた永澄はなんと波にさらわれ溺れてしまう。もうダメだと思ったその時、一人の人魚の影が……。人間には決して正体を晒してはいけないはずの人魚。果たして永澄とその人魚の運命やいかに。

先ほど述べたような、しょうもないダジャレをもとにした作品だけにギャグ中心の構成ではあります。しかし、一本筋の通った任侠劇風の勧善懲悪というわかりやすい構図も貫かれており、観終わった後の清々しい爽快感は格別です!仁義物が好きな方だけでなく、笑いが欲しい方にもおすすめの一本です!

ABOUTこの記事をかいた人

西森ゆう

20代前半の駆け出しライターです。数年前からアニメを観始めたので、読者の皆さんに近い目線で記事を書いていけたらと思います。個人的な野望は、アニメに対して多くの人が持っている悪い印象を払拭すること。アニメならではの良さを伝えていきたいです。