あにぶでも何度も取り上げられている「 この素晴らしい世界に祝福を! 」。2016年1月13日(水)よりTOKYO MX他でTVアニメ放送が開始され、多くのアニメファンを魅了しましたが、2017年1月から第2期の放送開始が決定しました。そこで、あにぶでは何度も取り上げられているにも関わらず、もう一度取り上げたい!と、第二期開始感激レビューをお送りします!
「 この素晴らしい世界に祝福を! 」は、ファンの間では略して「このすば」・「祝福」と呼ばれています。Web小説のリメイクという位置付けで株式会社KADOKAWA 角川スニーカー文庫より刊行され、原作は暁なつめによる日本のライトノベルでイラストは三嶋くろねが担当しておりアニメーション製作は数多くのアニメを手がけている株式会社スタジオディーンです。
2016年4月26日(火)からはミュージアム開催も行われ多くのファンが来場し、現在では公式ツィッターのフォロワー数が60,000人を突破するまでに成長、人気は留まることを知らず、そんな環境の中、2017年1月から「この素晴らしい世界に祝福を!」第2期の放送開始が公表されました。
いや、しかしまて。まだ「放送開始予定」だ・・・。この先どうなるかは、わからんぞ・・・
と勘ぐってしまいますが、とにかく記念感激レビュー開始です!
みんな知ってると思うけど、「このすばらしい世界に祝福を!」ストーリーのおさらい
ゲームをこよなく愛するひきこもりの佐藤和真(カズマ)は不慮の事故で命を落とし、あっけなく人生の幕を閉じたと思いきや目覚めると目の前には女神と名乗る美少女・アクアがおり、異世界への転生を持ちかけられます。
「異世界へ好きなものを1つ持っていける」
と転生への特典を持ち出すと
「じゃあ、あんたで」
とカズマはアクアを指定し、物語はいよいよ始まります。
ゲームのような世界で冒険者生活を楽しむつもりのカズマが直面した難関はなんと生活費の工面でした。
トラブルーメーカーのアクアをはじめ、中二病の魔法使い・めぐみん、妄想全開のダクネスという能力だけが高い残念な3人とパーティーを組むことになり、カズマの受難は続きます。
そして魔王軍との戦いへと突入していきます。
僕がこの「 この素晴らしい世界に祝福を! 」で好きなのは、見ている者を飽きさせない「テンポ」。
冒険者生活の中でカズマが直面していく数々の受難とそれに対する対応の面白さがこの作品のポイントです。パーティーメンバーである3人の女性にあくせくしながら冒険を進めていこうとするカズマの苦悩とそれを微塵も感じていない女性達とのやり取りに笑いながら、それが定番となりつつあるテンポの良い展開に観ていて期待を裏切りません。
女性メンバーがそれぞれの立場から問題を起こしていき、かき乱されながら時には解決、時には放置というような様々な物語の展開をみせてくれます。

そしてかわいい「女の子キャラ」達。
そして女性メンバーのアクア、めぐみん、ダクネスが皆とてもいいキャラを発揮しており、残念キャラとして定着している所が美少女キャラである点からのギャップで魅力を引き出していると感じます。
苦しいはずの冒険・クエストが何故かすべて笑いへと変換されていくという不思議があり、笑い無しな話は無いと思います。日常と戦闘場面は勿論ありますが、そこに温度差が殆どありません。よって戦闘シーンですら笑いが起きてしまう程の秀逸さがあります。これは日常シーンのテンポが気持ち良いからこそのコミカルな展開となっています。
主人公たちだけでは無く、街の仲間や魔王軍達のキャラも際立っておりどこからでも笑を誘われそうになるのもこの作品の魅力です。また、ちょっとしたセクシーな場面でも笑いを忘れさせてくれません。
さらに内容だけではなく、声優さんの演技が素晴らしく、個性的なキャラの魅力を底上げしています。表現から笑いを誘われる所も多くあります。また攻撃等の作画もとても素晴らしい出来であり映像の変化も観ていて惹かれる所です。このように各キャラたちが織り成すドタバタ冒険者ライフがこのアニメの見どころとなっています。
あと少しで、また魅力を体験できる!
魅力いっぱいの「 この素晴らしい世界に祝福を! 」。この魅力をあと少しでもう一度体験できるかと思うと、今から体の芯からフツフツと赤く滾るものが湧き出ます!
皆さんも同じですよねっ!ねっ!早くコイ!2017年!
文:ワイルーム
「 この素晴らしいアニメに祝福を! 」はギャップ萌え全開の冒険ファンタジー風コメディアニメ!/あにぶ関連コラム
アニメの題名:この素晴らしい世界に祝福を!
作者/監督:暁なつめ/金崎貴臣
主な声優(複数可能):福島 潤、雨宮 天、高橋李依、茅野愛衣
製作会社:株式会社スタジオディーン
公式サイト:http://konosuba.com/
公開日:2013年1月13日(水)
上映時間:各話30分