「行かせてもらう。君を守るために」「行かせはせぬ。お前を守るために」
魔族と人間の終わりなき争い。勇者カノン、魔王アノスは真の平和を願った理解者
しかし、過ちを正すため死闘を繰り広げる。その宿命の果てに希望はあるのか?
この世界のためならば、誰かを救えるなら、死も惜しくない!魔王と勇者超カッコいい!
TVアニメ『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』第13話
人間に殺されても人の過ちを償う義務があると信念を曲げないカノン。すべての元凶は…
ジェルガ先生がアスクに込めた魔王への憎悪。どちらかの魔王が滅ばなければこの争いは止まらない
「生きよ!魔王が戻るその日まで!」世界が愛に満ちるように…最後の決戦が幕を開ける!
断ち切る宿命 抗えぬ運命
「いつか君は人間を殺すしか道がなくなる。2000年前のように。誰よりも平和を望んだ君が…」
カノンは自分が魔王となり,人間に殺されることで魔王への憎悪を断ち切ろうとしていた。
「ギア・グレアス」「ベブズド」「リオ・エドラム」「ジオ・グレイズ」
強力な魔法を駆使して、7つあるカノンの根源を残り1つにまで追い詰めたアノス。耐え難い苦痛の中
「目の前に救うべき人がいる!苦しんでる人を助けたい!そう思えないのなら…」
”僕はいつかが来たって誰も救えやしない!”その決意を胸に凄まじい剣戟で対抗するレイ。しかし…
2000年前と同じように、アノスは自ら死を受け入れ、アヴォスの仮面を被りこう宣言した。
「同胞たちよ、全軍撤退せよ!余が再びこの地に転生するまで人間への報復は許さぬ!」

正義を振りかざす憎悪再び…
争いは終わるかに思えたが、ディエゴの憎悪は収まらず彼の中から姿を現したジェルガだった。
レイの聖剣では無傷。そこでネクロンの秘術「ディノ・ジクセス!」と叫びネクロン姉妹が融合して
「アイシャ」となり、ジェルガが1万ものゼシアの自爆を食い止め…
「アノスは必ず来る。根源を滅ぼしたくらいで、わたしの魔王様が死ぬわけないんだから!」
人間や魔族も関係なく全力を尽くすが、間に合わず爆発寸前!巨大な魔法陣が展開して…
「根源が滅んだくらいで…俺が蘇らぬと思ったか」
世の摂理に反して、暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードは生き返った。
理を断ち切り縛らぬ 最強の友

「永きにわたる憎悪の連鎖、ここで断ち切る」「アゼシオンとディルヘイドに、平和を」
アノスとレイが共闘。ジェルガはアスクを強め、人間の希望を無理矢理吸い上げ力を増幅させる
「世界の法則になったぐらいで…俺が従うとでも思ったか」
アノスもアスクを展開し、ファンユニオンの鎮魂歌で魔力を高め、デルゾゲートそのものを移動させ
「人間が魔族を憎んだのではない。お前が俺を憎んだのだ」
”ならば最後まで1人でやれ!地獄の底まで付き合ってやる”
アノスの理滅剣ヴェヌズドノア、カノンの霊神人剣エヴァンスマナでジェルガを打倒すのだった。
人間の過ちを正すために!平和のためなら!勇者と魔王は友人を守るため戦う。何年経とうが約束は果たす、最高にカッコイイよ。

魔王と勇者がお互いを守るため戦うだけでも、この2人通じあっているなーと思いましたが…
さらに、友として言ったカノンの言葉が忘れられません。
「今も昔も最後に手を差し伸べてくれたのはアノス。僕のたった1人の勇者だった…」
勇者として人間を守るために力を尽す中で、魔族と戦い続ける葛藤を感じていた彼だからこそすごく重みを感じました。アヴォスを演じたのも心のどこかで、アノスなら世界を平和に導いてくれるだろうと信じていたのでしょうね。
史上最強の魔王とはチート級の魔力を秘めて相手を討ち滅ぼすだけじゃなくて…魔族や人間の枠組みに囚われず、世界が愛に満ちるように導くこと。惚れ惚れするほど器が大きいアノス様…カッケ―
そして、根源が滅んだくらいで…って条件はあるものの、復活できるって不死身じゃないですか!
そりゃジェルガもなんの悪夢だ!って言いたくなりますよ。…あの反応ちょっと笑いました。
世の摂理に収まらない《不適合者》の烙印に相応しい暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードらしい暴れっぷり最高でした。
あーアノス様…様付で呼びたくなるほど惚れ込んでしまった。マジでカッコイイよ…!
ぜひ、2期が来てほしいなー!と期待しております。
最後に一言だけ…
アイシャちゃんが可愛い件について、ファンユニオンの美声は最強をより最強にする…書きたい事が山ほどありすぎる!
文章:あそしえいつYH