真正ヒプノシスマイクを使うよう政府に命じられ、自分の命と引き換えに寂雷を洗脳しようとした乱数を帝統と幻太郎が止めたことで、Fling Posseらしく勝負をし試合を終えることが出来た第10話。
第11話は、いよいよ左馬刻率いるヨコハマ・MAD TRIGGER CREWと、寂雷率いるシンジュク・麻天狼の決勝戦です!
初代優勝チームを決める戦いは、一体どちらに勝利の女神が微笑むのか?
彼らのバトルを早速見ていきましょう!
それぞれの絆と強さ
決勝戦開始まで控室で待機していた左馬刻は、タバコを吸いに部屋を抜け広間まで来たところで寂雷と偶然遭遇し、2人は会話ができる静かな場所へ移動するとチームの在り方について語り始めます。
それぞれが自分の力を頼りに、互いに背中を預け前に進んでいける強さを持ったMTC。
MTCとは逆に、それぞれ弱さを晒し、互いに認め、補い繋がっていける絆を持った麻天狼。
その弱さがチームの弱点だと指摘する左馬刻に対し、寂雷は弱さこそが麻天狼が勝ち残ってこれた理由だと話し、対照的な関係性で成り立つ両チームの「力」と「絆」による戦いが、幕を開けます。
MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼
舞台に両チームが揃い、最終決戦のブザーが会場に鳴り響くと先行を取ったMTCの銃兎が始めに攻撃を仕掛け、それに応戦する独歩や、続く理鶯の攻撃を返す一二三は相手をdisらないというやり方で戦いますが、攻撃が大人しめなためか銃兎と理鶯に深いダメージを与えられず、逆にやられてしまいます。
「どうやら、俺たちの強さがお前たちの絆とやらを凌駕したようだな」
「寂雷先生、アンタが言ってたその弱さってのは認めてやンよ」
倒れてしまった独歩と一二三に回復アビリティの力を使い治療をする寂雷。
戦意喪失した2人は完全回復には至らず、意識が戻るまでのあいだ左馬刻のリリックを受けながら回復を続け戦うも、遂にMTC3人での攻撃を喰らってしまった寂雷は大きく吹き飛んでしまいます!
最終決戦の勝利チームは?!
戦いの限界が見えたそのとき、意識を取り戻した一二三と独歩が間一髪のところで寂雷の身体を支え、3人はそれぞれの弱さを補いながら結束を強めると麻天狼としての反撃を始めます。
そして銃兎と理鶯、独歩と一二三が倒れてしまう激しい戦いの末、残った左馬刻を見据えながら寂雷は最後の力をふり絞り
「馬も兎も鶯も 火で身を焦がす オオカミへの御供 その肉とくと 麻天狼が喰う 甘噛みしない 大口の真神!」
と、特大のリリックを放ち、同時に麻天狼のシンボルである狼が巨大化して現れると喰らいつくす勢いで飛び掛かり、その衝撃に抗うことが出来ず吹き飛ばされてしまった左馬刻が地面へ倒れた瞬間、ブザーが鳴り響き試合終了!
ディビジョンバトル決勝戦、優勝は麻天狼となりました!
No pain, no gain.(労力なくして得るものなし)
アニメヒプノシスマイク第11話、いかがだったでしょうか?
最終決戦に相応しい、迫力満載の熱いバトルでしたね!
アニメでは4チームのバトルは終わってしまいましたが、現実の世界では来年から6チームによるディビジョンバトルが始まります!
第2回ディビジョンラップバトルではオオサカとナゴヤのチームが加わり、大阪・名古屋・東京の3ヶ所で試合が開催されるので、気になる方は是非公式サイトをチェックしてみて下さい!