可久士「ついに、年末進行がやってくる!」
呟く可久士に、やる気のアシスタントたち。彼らはその先にある豪談社年末パーティーに参加することを楽しみにしていたのですが……。
「師走は君の嘘」

不況により……。
十丸院「なくなりましたよ。パーティー」
十丸院と喫茶店にいる可久士は思わぬことを告げられます。
出版不況の影響で規模が縮小されカラオケ店などを貸し切って雑誌ごとに個々に行われるそうです。
仕事場に戻り、事実を伝えようとしたのですが、アシスタントたちは目を輝かせてパーティーを楽しみにしています。これには可久士も事実を伝えられるはずもなく。
可久士「そう、俺には隠し事がある。パーティーがないことだ」
代官山の巨匠
亜美「先生ってあだ名の人多いよね」
羅砂「大抵、侮蔑の意味だけどね」
可久士「編集が漫画家を先生と呼ぶのは蔑称だぞ」
そして先生がベテランになると巨匠と呼ばれるようになり、可久士によれば頭には地名がつけられるそうです。
そんな話をしているときに編集の十丸院がやってきました。
十丸院「チース、調子はどうですか? 巨匠」

モチベーションを回復させよ!

十丸院は年末のパーティーがなくなったことをいつもの調子でポロっと話してしまいました。
落ち込むアシスタントたちと焦る可久士。
可久士「尋常ならざるモチベーションの低下。これでは年末進行を乗り切れないぞ……」
羅砂がモチベーションを取り戻す手段として、中学館のパーティーにでることを提案します。
中学館の仕事は最近受けていなかったため、気まずいと最初は乗り気ではない可久士も姫を連れて父親の威厳を示せると聞くとたちまち参加する方向へ。
不参加の穴埋め
豪談社に帰った十丸院は自社のパーティーに可久士とアシスタントたちが参加しないことを上司の内木に話します。
内木「あんまり人数少ないとかっこつかないし、誰でもいいから声かけて集めて」
誰でもいいといわれた十丸院はある人物を招待することにします。
TVアニメ『かくしごと』第9話「師走は君の嘘」感想のまとめ

今回の話はとくによく作られていたなと思いました。様々な勘違いが物語を笑いに変えていく、この『かくしごと』の魅力が詰まった話だと思いました。
しかし、時々時間軸が変わる時がありますが、断片的にわかることがあってもまだ全容は掴めないですね。
そういえば、後藤先生が、巨匠の話をした後、十丸院が後藤先生の連絡先を『代官山の巨匠』と登録していたのには笑いました。
ではでは~。
Kyouei-マフユノダリア