「相変わらず、罠を仕掛けるのが好きだな。人間は」
魔王学院に皇族と混血の溝があるように…人間と魔族の間にも大きな溝があった。
不穏な雰囲気で幕を開けた学院対抗試験。カノンの転生者“ジェルガカノン”が襲いくる…
TVアニメ『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』第10話あらすじ
両学院の生徒達の前で、魔王学院3回生首席「リーベスト」は魔法を何度も失敗してしまう…。
あざ笑う勇者学院の生徒達だが、アノスが不正を見破り他を圧倒するほどの実力差を見せつける。
しかし、始祖を尊敬するリーベストにとって、魔王を語るアノスのことが気に入らないと認めない。
レクリエーション 陰湿な小細工
勇者学院学院長「ディエゴ」が両学院の力量を計るため、レドリアーノとリーベストが壇上へ上がる
「これは勇者の魔法≪リヒド≫ 薬にかければ効力が増し、剣ならこの通り」
ボロボロだった剣を新品に変え、石像に突き立てて見せた。リーベスト魔法は上手く発動しない。
「秘匿結界≪デ・レノス≫ 魔族の魔法のみを封じる隠ぺいされた結界だ」
アノスは剣を聖剣に変化させて周囲を驚かせる。暴虐の魔王の生まれ変わりと口にすれば…
「彼は不適合者です。それは皇族批判ですか！」
納得がいかないとリーベストはアノスを睨みつけていた。
ミサとレイ 敵意に返す優しき心
ジェルガの生誕祭、2人きりで出店を回るミサとレイ。勇者学園の生徒達に少し恐怖心を抱くミサに
「ミサさんは敵意を向けてくる相手にも、敵意を返さないよね。僕は君の強さに助けられた」
お礼にと貝の首飾りをプレゼントするレイ。翌日、アノス達もミシェンスの首飾りの逸話の話しに。
「２つの首飾りを一つにして恋人に贈る習慣が生まれた」
レイはその逸話を知らずにプレゼントしたものの、ファンユニオンの子達に茶化されるのでした。
「レイ君があげたんですか？ いつ結婚するんです？」
リーベストの意地
水中都市や洞窟などが存在する生命湖を舞台に、学園対抗試験が行われる。勇者側の代表者は…
ジェルガカノンの生徒達３名。リーベスト達の強い要望で彼らが出場することに。
魔王城から指揮するリーベストだが水中で魔法が使えず、一方的にやられてしまうリーベスト班。
その原因は湖に混ぜた聖水によるもの…魔族には毒となり人間には魔力を与える。
勇者学院がしかけた卑怯だな罠だった…なすすべなく魔王学院が敗北してしまう。
手当しようとするアノスの手を払いのけるリーベストに対して…
「見事な意地だ。だが恩師の為に泥をかぶれぬほど、お前は弱いのか？リーベスト」
その言葉を聞いて、悔し涙を流しながらアノスに後を託す。アノスは対抗試験２回戦を申し込み。
挨拶がわりに、ジオ・グレイズを生命湖に放ち、水をすべて蒸発させた。
勇者のイメージと程遠い卑怯な手段を使う！むしろアノスが真の勇者なのでは？
勇者学院の嫌味な学院長の本名は「ディエゴ・カノン・イジェイシカ」なので、おそらく彼もカノンの転生者なのでしょうね。
にしては、自分たちが有利になるように小細工したり、リーベスト達を見殺しにするような指導者とは思えない立ち振る舞い許せません！
少しはメノウ先生とリーベストの他人を思いやる気持ちを見習ってほしいものです。
リーベストはプライドの高さだけが目立っていましたが、人を殺したくない、メノウ先生を尊敬の念を決して忘れない。彼は魔力こそアノスには遠く及ずとも、まだまだ強くなれる素質を秘めてますね。
また、自分を嫌悪するリーベストに対してもアノスは怒るどころが褒めるんですよね！
ホント毎度毎度、アノスのフォローが完璧すぎてカッコイイなー！と尊敬を通り越して、私を配下にしてくれませんか？言いたくってしまう。ファンユニオンと同じ気持ちになってしまいます。
深淵を覗き真実を見失わなず、どんなに偉い立場の者であっても物怖じせず言い切り、言ったことは必ず守る。
あれ、アノス様…勇者の素質も持ち合わせてるんじゃないか？っと思った瞬間、生命湖を蒸発させる
暴れっぷり…あっやっぱ魔王だわ！と実感しました。
最後に一言だけ…
メノウ先生は皇族至上主義じゃないぽいし、ガイズは守るための魔法と言えるなんて…めっちゃいい教師だな。
文章：あそしえいつYH
