『トロピカル~ジュ!プリキュア』第27話「やる気が消える? 水族館ふしぎツアー!」【感想コラム】

前回のトロプリ

スター☆トゥインクルプリキュアはじまる天文部のお話。

『トロピカル~ジュ!プリキュア』第26話「晴れわたれ! キラキラ☆流星群の夜!」【感想コラム】

イルカとのふれあい

夜、まなつの家。

まなつは水族館の”イルカとふれあいコーナー”のポスターを見て、興奮。

まなつ「イルカを直に触れるんだ!」

まなつママ「あおぞら水族館で新しく、イルカのふれあいコーナーをはじめるのよ。みんなに海のことをもっと、知ってもらいたいと思って」

というわけで、まなつのママはチケットを渡します。

まなつママ「日曜日にトロピカる部のみんなと遊びにおいで」

ローラ「ありがとうございm」
まなつ「いくいく絶対いく! イルカに触れてハグできるなんて夢みたーい!!」

いつも以上にテンションが高いまなつでした。

水族館へ

というわけで、日曜日。

まなつ「日曜日キッターーーーー!!」

水族館なのにイルカの浮き輪をまとい、小さな子供のようにハイテンションのまなつ。

みのり「クラゲ、クラゲ、珍しいクラゲ……」

そのそばで、おとなしいながらもテンションが上がっているみのり。
人気のあるイルカではなく、クラゲが好きなところがみのりん先輩らしいです。

まなつ「みのりん先輩! まずはイルカ! イルカのふれあいコーナーだよ!」
みのり「クラゲは?」
まなつ「クラゲは後! 最初にイルカ!」

そんなまなつでしたが、水族館に入る瞬間、空に違和感を感じて。

ローラ「どうしたのまなつ?」
まなつ「ううん、なんでもない」

こうして、水族館に入っていくみんな。

イルカの感触を想像し、みんなもテンションが上がりますが――。
イルカのふれあいコーナーは大行列、180分待ちでした。

 

イルカは人気過ぎて

まなつ「そんなぁ~~~~」
あすか「ほらまなつ、諦めろ」

あすかはショックのまなつを引きずり、ほかのところを見て回ることに。

まなつママ「イルカ以外にも、水族館には見どころがい~~っぱいあるの。まなつはよく知ってるじゃない」
まなつ「も、もちろんっ」
あすか「じゃ、案内任せるよ」

ショックで涙声ながらも、みんなを案内することに。

そして、念願のクラゲを前にテンションが上がるみのり。

みのり「みぃ~~んな毒っ、とっても毒がある」

なんだかんだでテンションが回復し、みんなと水族館を楽しむまなつ。

なんだかおかしい

しかし――

だるそうで元気のない人が館内に多いことに気づくまなつ。

その時は気のせいだと思い直し、再びイルカコーナーへ行くも、2時間待ち。
けれど、イルカコーナーから出てくる人たちの様子がおかしいことに気づきます。

まなつ「やっぱり、なんかおかしいよ。イルカと触れ合ったら、絶対楽しくて、絶対嬉しくて、絶対トロピカった気持ちになるのに」

さんご「もしかしてこれって」
みのり「ヤラネーダの仕業?」

ローラ「ヤラネーダにやる気パワーを奪われたら、こんなもんじゃすまないでしょ」

ローラはそう指摘しますが、アクアポッドはわずかにヤラネーダに反応中。
まなつも水族館に入る前に感じた違和感を思い出しました。

あすか「つまり、この水族館の中にヤラネーダが隠れているかもしれないってわけか」
まなつ「もしそうなら、絶対見つけなきゃ。海の生き物と触れ合って、みんなで笑顔になろうって場所なのに。みんなのやる気を奪っちゃうなんて、そんなの絶対許せない!」

まなつたちは館内を捜索しますが、ヤラネーダは見つかりません。
そこで、水族館だけに水の中が怪しいかもしれない――ということなります。

イルカショーに潜む敵

ローラ「私が人魚に戻れば、水槽の中だろうが、どこにいても簡単に探し出せるわ」

あすか「待て。人がたくさんいるんだぞ。人前で人魚に戻るわけにはいかないだろ」

みのり「大丈夫。あれならいけるはず」

みのりが提案したのは、少人数のみ参加可能のナイトツアー。
それなら館内の人が少なく、人魚ローラを見られることなく水槽の中を探せます。

というわけで、まなつママに手配してもらい、水族館のナイトツアーに参加するみんな。

ローラはまなつたちと分かれ、単独で水槽の中を探していくことに。

すると、水槽の中に隠れて寝落ちしていたヌメリーと遭遇。
ローラは逃げるヌメリーを追いかけることに。

一方まなつたちはイルカショーの場所へ行き、そこで客とイルカの調教師のやる気が奪われる瞬間を目撃しました。

そこへ現れるヌメリーと、ヌメリーを追いかけてきたローラ。

ローラ「もう逃げられないわよ!」
ヌメリー「逃げるのはもう終わりよ。やる気パワーもたっぷり溜まったことだし」

と、イルカ用のボールをヤラネーダに変えました。

まなつ「本当なら笑顔があふれる場所なのに」

やる気を奪われた人々と、大好きな水族館のために、変身をするまなつ。

イルカとの共闘

今回のヤラネーダはイルカショーだけに、輪っかを使い、攻撃を輪の中に誘導して回避してきます。
苦戦するプリキュアたちでしたが、イルカたちが協力してくれて……。

イルカが突撃し、輪をくぐることでヤラネーダの注意をひき動きを止める――その隙にみんなで攻撃という作戦を実行。
今回もトドメをさしたのはキュアラメールでした。

こうして、水族館に平和が戻るのでした。

トロプリ27話感想

誰かが輪をくぐっている間、ヤラネーダの動きが止まる。
という条件なら、イルカがいなくても、プリキュアの中から1人を囮に使えばよかった気もしますね。

イルカの活躍のさせ方がちょっと雑な感じはしましたが、大好きなイルカを前にいつもより子供っぽいまなつや、静かに興奮するみのりん先輩が可愛かったのでヨシ!

今回のヌメリーは

・イルカショーを囮に、ちょっとずつやる気パワーを奪う
・完全にやる気を奪うとプリキュアにバレるので、襲った相手のやる気をちょっとだけ残しておく

という作戦でした。
実際にかなりの数のやる気パワーを集めていたようなので、あのまま戦わずに逃げていたら――

まあ戦闘はお約束なので、敵前逃亡は許されませんけどね。

イルカ調教師のやる気は夜になるまで奪われていないようでしたが、あれは”調教師のやる気まで奪ってしまうと、じわじわ作戦が行えなくなるから”なんでしょうかね。

ヌメリーさん、実はけっこう頭脳派?

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