TVアニメ『日本三國』が、2026年4月より放送開始決定。文明崩壊後の日本が“三つの国”に分かれ、覇権を争う三国時代へ――そこで、しがない地方役人だった青年・三角青輝が「日本再統一」を掲げ、知識と弁舌で道を切り開いていきます。ティザービジュアルと第1弾予告、さらに小野賢章さんらメインキャストと制作陣も公開され、作品の輪郭が一気に見えてきました。
2026年4月放送『日本三國』は“近未来の戦記”をどう更新するのか
今回の発表で確定したのは、2026年4月放送開始、ティザービジュアル&第1弾予告の解禁、そして主要キャストとスタッフの公開です。原作は小学館「マンガワン/裏サンデー」連載で、シリーズ累計発行部数は約70万部を突破。加えて発表当日は複数媒体が同時に報じており、作品そのもののポテンシャルに加えて“初動の露出”も厚いスタートになっています。
『日本三國』の面白さは、「三国志の構造」を借りながら、舞台を近未来の日本に置くことで、戦記を“過去の物語”ではなく“明日の物語”として立ち上げている点にあります。崩壊後の社会では、秩序は誰かが再設計しなければ維持できない。その切実さが、再統一という旗印に現実味を与えます。
文明が崩壊した日本で始まる三国時代──世界観が強い理由
核大戦、天災、悪政、そして革命。文明が崩壊した近未来の日本は三つに分裂し、覇権を争う三国時代に突入します。ここで重要なのは、単に「国が割れて戦う」だけではなく、崩壊の後に生まれる価値観の断絶が、政治の言葉を鋭くしていくことです。誰が正しいのか、何が秩序なのか。その答えが揺れる時代では、戦は武力だけで決まらない。
その意味で、ティザー予告が示す“スケール感”は、世界観の提示として非常に相性がいい。戦記は情報量が多いぶん、視聴者が乗り遅れやすいジャンルでもあります。映像で地図と空気を提示できることは、アニメ化の大きな利点です。

三角青輝という主人公──「知識」と「弁舌」が暴力と同じ重さを持つ
主人公・三角青輝が際立つのは、武勇ではなく知識と弁舌で状況を変えていく点です。戦記で“言葉”が強い作品は、外交や交渉がそのまま戦闘になる。相手の利害を読み、矛盾を突き、群衆を動かす。そこには派手な爽快感だけでなく、言葉が人を救いも壊しもする怖さが同居します。
また、公式設定では青輝が「妻との誓い」を背景に再統一を志すことが示されています。大義だけでなく私情がある主人公は、選択のたびに代償が生まれます。だからこそ視聴者は、勝利の気持ちよさと同時に“その勝利が何を奪ったか”まで見届けたくなる。戦記の読み味を支える、重要な芯です。
小野賢章らメインキャスト発表で、物語の“説得力”が見えてきた
キャストは、三角青輝役に小野賢章さん、東町小紀役に瀬戸麻沙美さん、平殿器役に長嶝高士さん、ナレーションに潘めぐみさん。とくに戦記では、台詞が局面を動かす瞬間が多い。つまり演技の説得力が、作品のリアリティを直結で底上げします。
小野さんはコメントで「原作からずっと大ファン」と明かし、青輝の“知識で打開する爽快さ”を言語化しています。原作ファンにとっては信頼の根拠になり、初見にとっては作品の入口を用意する言葉にもなる。発表の一言が、そのまま作品の魅力説明として機能しているのは強いポイントです。
瀬戸さんが語る東町小紀像は、背中を押す強さと、安らぎを与える素直さの両立。戦と政治が続く物語では、こうした“呼吸”を作る人物が作品全体の重みを支えます。長嶝さんの平殿器は、不気味さと滑稽さ、そして残虐さのギャップを楽しむと宣言しており、敵の存在感に期待がかかります。さらに潘さんのナレーションは、物語を「歴史書を読み解くかのように」導く役割。群像戦記において語り部が強いことは、没入の導線として大きいのです。
スタジオカフカ×寺澤監督×阿比留隆彦──“動き”と“色”で演義にする
制作はスタジオカフカ、監督は寺澤和晃さん、キャラクターデザイン/総作画監督は阿比留隆彦さん。原作者コメントには「動的演出」「色彩感のある美術」「声優が産み出す迫力の演技」という言葉があり、アニメ化で何を伸ばすのかが明確です。戦記の魅力は、戦場の熱量だけではありません。会議室の沈黙や、視線の移動、握った扇の角度ひとつで局面が変わる。その“間”を描けるかが、映像化の勝負になります。
第1弾予告は、その第一歩として世界観を示す映像です。視聴環境が整ったら、まずは映像の空気を掴むのがいちばん早い。本文中では差し込み想定で置いておきます → <動画URL>
「正史」と「演義」──原作者コメントが示す、ファンが語れる楽しみ方
松木いっか先生が語った「正史」と「演義」の対比は、今回の発表の核心でもあります。原作を“正史”と捉えるなら、アニメは“演義”。つまり、原作に記録されていない脚色や解釈が入る可能性を、前向きに提示している。
これは原作ファンにとって、「改変が怖い」という不安を減らし、「どう盛ってくるのか」という期待に変える言葉です。同時に、アニメで初めて触れた人にとっては、原作という“正史”へ遡れる安心がある。入口と出口が両方ある設計は、作品が長く愛されるための土台になります。
マーケットの注目度は高い?“伸びる条件”が揃っている理由
注目度の読み方は、感想の熱量だけではなく“広がる導線”を見るのがコツです。『日本三國』は、①一定の原作規模(累計約70万部)、②ティザービジュアル&予告という共有しやすい素材、③キャストコメントによる信頼の補強、④公式サイト・公式X・ハッシュタグ提示という追跡導線、そして⑤発表当日の複数媒体同時露出――この5点が揃っています。
とくにSNSでは、「設定の一文で説明できる強さ」と「ビジュアル単体の引力」が重要になります。近未来の日本が三国に割れる、軍師が言葉で成り上がる、ティザーは扇を持つ背中――この“入口の強さ”は、放送までの続報(追加キャスト、放送局・配信情報、PV第2弾)で再点火しやすい形です。
放送までの追い方:原作の入口と、続報のチェック先
放送は2026年4月。放送局や配信プラットフォームなど「どこで見られるか」は続報待ちですが、いまからできることは明確です。まず原作の空気を掴みたい人は、マンガワンで第1話から触れるのが早い。あとは公式サイトと公式Xを押さえ、続報のタイミングで追いかける。戦記はスタートダッシュが理解度に直結するので、放送前の“下地作り”が楽しさを倍にします。
この“演義”の始まりを、開幕から味わいたい
『日本三國』は、近未来×三国志構造という強いフックに加え、言葉と知略で局面を動かす主人公、そして演義としての映像化を前向きに宣言する原作者コメントが揃った期待作です。戦記好きにも、初めて戦記に触れる人にも、同じ入口が用意されている。2026年4月の開幕を、できれば最前列で迎えたい――そう思わせてくれる発表でした。
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©松木いっか/小学館/日本三國製作委員会






































