前回、『 ブラック・ブレット 』第9話では…蓮太郎の兄弟子である薙沢彰磨が登場して、蓮太郎のアジュバントに参加し…木更さんもティナちゃんを連れてアジュバントに参加し…蓮太郎のアジュバントが形になりましたね!!
蓮太郎は5ペア(10人)でアジュバントを結成しようと思っていましたが…1ペア足りずの4ペアですが…少人数で果たして戦い抜けるでしょうか……。
彰磨と木更さんは、蓮太郎と同等の強さがあるように見えますが…敵は強大です。
果たして、蓮太郎達の運命は……!?
第10話のレビューに入りたいと思います。
『 ブラック・ブレット (BLACK BULLET) 』第10話 「東京エリア防衛戦」あらすじ
アルデバラン率いるガストレアとの決戦を前に、外周区の青空教室で授業に臨む延珠達。蓮太郎は、将来に想いを馳せながらも、迫る不安に沈んだ表情を見せる少女達と共に、かつて人類が勝利を手にした地へと足を運ぶ。モノリス崩壊まで、残り3日。気の置けない商売敵と頼りになる兄弟子、自分に絶対の信頼を寄せる社長。それぞれのペアを迎え、自分のアジュバントを形にした蓮太郎。
そして木更は、アルデバランに狙われたモノリス自体に疑惑を向ける彼に、胸に抱えた不安を明かす。その想いに、蓮太郎は……。
将来の夢
迫るガストレアとの決戦を前に、外周区で青空教室を行う蓮太郎と木更。
蓮太郎は、延珠とティナを含む、呪われた子供達に1枚のプリントを配る。
そのプリントには『将来の夢』と言うタイトルが書かれていた。
真っ先に、将来の夢を書いて蓮太郎に渡そうとする延珠。
延珠が書いた将来の夢の内容はと言うと…『蓮太郎のお嫁さんになって毎日チュッチュする事です。』満面の笑みで、蓮太郎に手渡す延珠に対して、特に表情を変えない蓮太郎…。
すると、続いてティナが「できました」と言い、蓮太郎に将来の夢のプリントを手渡す。
ティナが書いた将来の夢の内容は…延珠と全く同じで『お兄さんのお嫁さんになって毎日好きなだけチュッチュすることです。』と書かれていた……。
延珠ちゃんもティナちゃんも……たまげたなぁ…!
この光景を隣で見ている、木更さんの内心が知りたくなりますね…。
とにかく言いたい事は…蓮太郎、ティナちゃんを筆者に下さい…どうか…どうかお願いします……!!蓮太郎がモテすぎて羨ましいです…!
それにしても、現実世界の小学校でも、将来の夢を書かされたりする事があると思いますが…これ、いきなり書けって言われても難しいですよね。
将来の夢を書けと、突然言われたら…筆者は戸惑って何も思い浮かびそうにないです……。
木更の不安
決戦を前に蓮太郎を散歩に誘う木更。
木更との会話中に、『32号モノリス』に対して疑念を抱いた蓮太郎。
『何でアルデバランはここ以外のモノリスを襲わないんだ。問題は32号モノリスにあるんじゃないか?』と木更に告げる。
木更も蓮太郎の意見に頷き、私の方で調べてみると蓮太郎に返事をする…。
決戦を前に、蓮太郎に自分が抱えている不安を打ち明ける木更…。
『こんな事を言ったら不謹慎かもしれないけど…私、今幸せなの』
『延珠ちゃんがいて、ティナちゃんがいて、里見君がいる。まるで家族みたい』
『でもいつか、この幸せに終わりが来るんだって思ったら……』
涙ぐみながら…蓮太郎に想いを伝える木更。
不安で押し潰されそうな木更に、蓮太郎は『木更さんは俺が守。延珠もティナも誰もいなくなったりしない』と、真剣な眼差しで木更を見ながら伝える。
蓮太郎の真剣な思いに…「ありがとう」と伝える木更。
そうして、モノリス崩壊まで残り3日…『今日』が終わりを迎え、モノリス崩壊まで残すは2日となるのであった……。
木更さんは一人で色々と抱え込みすぎです…。
精神面が弱いと言うか、過去の出来事があって…木更さんはアンバランスだと思うので…しっかりと、蓮太郎が木更さんを見て、木更さんを守って欲しい所ですね。
しかし、自分の弱い部分を相手に見せる、伝える。と言う事は本来…難しいです。
それを、木更さんは蓮太郎に伝える事が出来たので…蓮太郎の事を心から信頼していると言うのが伝わって来て素敵だなと思いました。
そして…弱っている木更さんに真剣な眼差しで、守る。と言い切る蓮太郎…。
くぅ……!かっこいいじゃないですか……!!
崩壊…そして…
モノリスが突如として崩壊する…。
モノリス崩壊まで、本来ならば残り1日あるはずだった。
しかし、『風』によりモノリスは崩壊してしまう事に……。
気流を正確に予想するのは不可能、蓮太郎達は風の流れを読めずに、モノリスは、1日早まって崩壊を遂げた…。
32号モノリスが崩壊した事を、延珠に告げる蓮太郎。……東京エリアの命運を賭けた『決戦』が今、始まる。
モノリスが、風によって破壊されるなんて思いもしませんでした……。
モノリス崩壊後に、行動して…果たして間に合うのでしょうか…!
手遅れじゃない事を…祈るしかないですね…。
蓮太郎のアジュバントが、メンバーを誰も失う事無く、戦い抜いて勝利する事を…祈りましょう…!!
『 ブラック・ブレット (BLACK BULLET) 』第10話 「東京エリア防衛戦」感想
青空教室での、延珠ちゃんとティナちゃんが凄く可愛かったです!
呪われた子供達が、一生懸命に将来の夢を書いたり、蓮太郎とお話する姿が可愛くて愛おしくて…微笑ましかったです。
ですが…今回、書いていないですが…残酷な出来事もあります。余りにも残酷で、ガストレアよりも、本当に怖いのは『人間』と思ってしまうと思います。
筆者は…言葉を失い、書く事が出来ませんでした。残酷な出来事については…皆さんの目で…確かめて下さい…。
今回の話では、木更さんと蓮太郎が会話する事が多くて、初めて…二人がこんなに話をしている姿を見たんじゃないかなと思いました。
木更さんを守る蓮太郎と、蓮太郎を守る木更さん。
2人共、お互いを信頼していて、お互いを必要としている…そんな関係性が物凄く素敵です。
モノリスが崩壊した今、次回、第11話は間違いなく決戦でしょう…!
誰も失う事無く…決戦を生き残って欲しいと心から願います……!楽しみです!!
文章:Kyouei-サイコ高橋