テレビアニメ『BLACK BULLET( ブラック・ブレット )』最終回です…!アルデバランとの最終決戦…!果たして蓮太郎達は、勝利を手にする事が出来るのか…!?
…ティナちゃんや、延珠ちゃんを見る事が出来るのも…もう最後なのですね…。
ティナちゃんを、もっと見ていたかった…!名残惜しいですが…最終話のレビューに入りたいと思います!
『 ブラック・ブレット (BLACK BULLET) 』第13話 「神を目指した者たち」あらすじ
影胤達を迎え、遂に完成したアジュバント。そして、アルデバランを迎え撃つオペレーション『レイピア・スラスト』を決行すべく、かつて人類が勝利を手にした『回帰の炎』が最終決戦の地に選ばれる。小さな、しかし確かな希望と祈りを背中に受けて、戦いに臨む蓮太郎達。仲間達の助けを得て、巨大なガストレアと対峙した蓮太郎の拳は、その硬い外壁を突き破り、アルデバランへと『切り札』を叩き込む!
レイピア・スラスト
最終決戦の地…『回帰の炎』にガストレアの軍勢が向かってくる…。
蓮太郎が『オペレーション”レイピア・スラスト”を開始する!』と叫び、ガストレアとの最後の戦いが始まりを告げる…。
蓮太郎は現場の指揮を取り、突撃命令を出す。それに伴いティナが突撃隊の支援射撃を行う。
アルデバランの元へと向かう蓮太郎を支援する、アジュバントメンバー達。
仲間の支援により、蓮太郎と延珠はアルデバランの元へと辿り着く…。
延珠がアルデバランに飛び蹴りを入れ、蓮太郎はアルデバランの体内に『爆弾』を埋め込む事に成功する…。
『1分後に爆発する。速やかに離脱せよ』と、戦闘員に告げる蓮太郎。
しかし…爆弾は爆発せず…『不発』で終わってしまう…。
皆が絶望の顔を見せる中…蓮太郎の出した答えとは……?!
レイピア・スラストと言う作戦名が、中々に良いネーミングセンスだと感じました…。
ティナちゃんの支援射撃は、心強いですね。スナイプ能力が高すぎです…!
蓮太郎をアルデバランの元へと向かわせる為に戦うアジュバントメンバー達。物凄く強かったです…。
特に木更さんが…かっこいいですね。本当に凄い剣捌きです…!
アルデバランの元へ無事に辿り着いて、爆弾を設置するも…不発で終わる…。
終わりだと思って安心していた矢先に…これですからね…!!
爆弾さん、ちゃんと仕事してください……!
苦渋の決断・決死の覚悟
『延珠、お別れだ』
『ずっとお前に相応しい人間になりたいと思っていた』
『お前と出会えて本当に良かった』
と、延珠を抱きしめながら言う蓮太郎…。
そして…延珠の腹部を拳で殴り…延珠に何か言われる前に、延珠を気絶させる……。
気絶した延珠をゆっくりと寝かせる蓮太郎…。
蓮太郎は、不発した爆弾を起爆する為には、ゼロ距離で衝撃を与えれば良いと考えたのだった…。
爆弾を起爆させる為に、アルデバランの元へと最後向かう蓮太郎。
しかし、アルデバランにバラニウム浸食液を浴びてしまう…。
機械の手足を、バラニウム浸食液により奪われ、身動きが取れなくなってしまう蓮太郎…。
そんな蓮太郎の前に1人の人物が…。
『随分やられたな』蓮太郎の前に現れたのは彰磨だった。
蓮太郎を安全な場所へと運び…彰磨は、強く覚悟した目で蓮太郎に言う。
『俺の技なら物体を内部から破壊する力がある』
『俺の分も生きてくれ』
彰磨は、蓮太郎に…そう告げ…アルデバランへと特攻する…。
泣きながら彰磨の名前を叫ぶ蓮太郎。轟音と共に爆弾が爆発する……。
延珠ちゃんを抱きしめながら、感謝を伝える蓮太郎…泣きそうになりました…。
ただ、延珠ちゃんを気絶させる方法が…腹パンって…!!
もっと何か方法は無かったのか…!と疑問に思ってしまいましたが…急を要する事態ですからね…。それにしても延珠ちゃん可哀想…。
そして、バラニウム浸食液を浴びて、何も出来なくなった蓮太郎の元へ、突如として現れた彰磨兄さん。イケメンですね…かっこいいです…。
蓮太郎の代わりに、爆弾を爆発させる為に、特攻していく姿は…美しかったです。
蓮太郎が彰磨兄いいいい!と叫んでいる姿は、筆者も涙が溢れました…。
木更の闇落ち
無事にアルデバランを撃破し、全てが終わった二日後…。
木更は、天童和光と面会する…。
『32号モノリスの発注を取り纏めていたのは和光お兄様ですね』
『第三次関東大戦の引き金を引いたのは貴方です』
『貴方の様な人間のクズがガストレア大戦で死ぬべきだった!』
と、憎しみと殺意に満ちた目で和光に言う木更…。
そんな木更に対して、笑いながら『ははは、真の悪人は死なない!』と言い、自分が全てと考える和光…。
木更と和光の決闘が始まる…。
木更の剣により方足を失う和光…。
木更は、両親が殺された襲撃事件の事を和光に聞き…和光にトドメを刺さずに蓮太郎達を連れて道場を後にする…。
『里見君、うるさいから戸を引いてちょうだい』
蓮太郎は、木更に言われた通りに戸を引く…。
次の瞬間、道場内から悲鳴が聞こえ…蓮太郎は戸を開ける。
蓮太郎の目の前に映った物は…大量の血を吹きだし跡形も無く死亡する和光であった…。
『やっとお父様の仇の一人を殺したの…すごいでしょう…?』
『嬉しくないの…?これは私達の復讐じゃない』
と蓮太郎の顔に手を当てながら言う木更。
そんな木更に対して『あれのどこに正義があるんだ!』と悲しみながらも吠える蓮太郎…。
『悪に対抗できるのは正義じゃない。悪を上回る絶対悪なの』
『私にはその力がある。今、確信したわ』と、人を憎みに憎んだ瞳に涙を浮かべながら言う木更…。
木更は、蓮太郎達の前から去って行く…。そんな木更を蓮太郎達は見送る事しか出来ずにいた…。
和光と木更さんが決闘するシーンなのですが…筆者的に、今までで一番グロくて、怖いと感じました…。
片足切断もグロかったのですが…その後がエグすぎでした……。
正直、木更さんが物凄く怖い。と感じる位です…。
翠ちゃんに、木更さんは闇に惹かれやすいと忠告されていた蓮太郎ですが、何も出来ませんでしたね……。
アルデバランを倒して、終わりだと思っていたら…まさかの木更さんの闇落ちです…!
ここは、賛否両論あると思いますね…。筆者的には、この場面は要らなかったと言うか…見たくなかったです…。
木更さんの心情を考えるなら、仕方ないと思いますが…余りにも…バッドエンドすぎませんかね……。
蓮太郎の弱さ・延珠の包容力
全てが終わり、延珠と二人いた蓮太郎は、延珠と共に、今までの出来事を思い返す…。
『他人の死に麻痺していく自分が怖いんだ…』
『延珠、ずっと傍にいてくれ……俺を…離さないでくれ…』
…泣き出して延珠に抱きつく蓮太郎…。
沢山の事を一人で抱え、もがき苦しみ続けていた蓮太郎の『弱さ』を見る延珠。
そんな蓮太郎に、延珠は…
『大丈夫だ…蓮太郎』
『わらわと、蓮太郎だけは…ずっと、ずっと一緒だから…』と伝え、泣きながら…蓮太郎を抱きしめる…。
蓮太郎が、延珠ちゃんに泣きながら弱さを見せているシーンは、筆者も泣きそうになりました…。
今まで、一人で抱え込んで頑張って来て…『慣れ』と言う物は本当に怖いです。
優しく包み込むように、蓮太郎を抱きしめる延珠ちゃんは…まるで蓮太郎の奥さんのように思えました…。
『二人で一つ』と感じる事が出来て、見ていて優しい気持ちになる事が出来ます。
蓮太郎と、延珠ちゃんが幸せに生きていけますように…。
『 ブラック・ブレット (BLACK BULLET) 』第13話 「神を目指した者たち」感想
ガストレア…アルデバランとの戦闘は激しく、蓮太郎のアジュバントメンバーが一人一人、活躍する描写が合った事が素敵だと感じました。
主人公だけでは無く、サブキャラクターにも活躍する場面があるアニメは、良作だと筆者は個人的に感じます。
彰磨が特攻しなければ、この平和は得られなかった…彰磨兄、ありがとう。と伝えたいですね…。
しかし…木更さんが闇落ちして…木更さんとの決別は、必要だったのでしょうか……。
此処だけが、腑に落ちないと個人的に筆者は思いました。最初から最後まで、バッドエンドな感じがして…木更さんが救われる事はあるのでしょうか…。
最後の場面、蓮太郎と延珠が抱きしめ合う場面は…本当に温かくて…素敵です。
人の死と、別れに慣れた…壊れかけの蓮太郎が『人』である事を再認識出来る場面だと思います。
テレビアニメ『BLACK BULLET(ブラック・ブレット)』を総評して言わせて頂きますと、最高に面白かったです!
最初は、グロくて、暗くて怖いアニメなのかなと感じる事が多かったのですが…ストーリーが奥深く、魅力溢れるキャラクターが豊富で…戦闘もスタイリッシュでかっこ良くて…見ていて飽きる要素がありませんでした!可愛い少女も沢山、登場するので…眼福でしたね…!
今回で本当に、終わってしまうのか…と思うと残念です…。もっと、ティナちゃんを見ていたかったです……!!何かを変える為には『戦う事』『立ち向かう事』『勇気』が大事だと言う事を教えてくれるアニメだと思います。
『愛』を沢山、感じる事が出来て、本当に素晴らしい作品だと筆者は思います。
こんな素敵なアニメに出会えて、筆者はとても嬉しいです。ありがとうございます!
筆者の記事を、此処まで読んで下さった皆様も本当にありがとうございました…!
文章:Kyouei-サイコ高橋