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『ジョジョの奇妙な冒険』第3部!スタンドバトルに熱くなれ!

『 ジョジョの奇妙な冒険 』。それは長期に渡って連載され続け、OVA、劇場版など数度に渡ってアニメ化が試みられてきた作品だ。

それが2012年に満を持してテレビアニメ化され、そのキャラクターデザイン、また、原作で特徴的な擬音書き文字をそのまま動画にするという手法で反響を呼んだ。

今回の記事はその『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部、『スターダストクルセイダース』のご紹介だ。

過去と深く関わるストーリー展開

この第3部の主人公、空条 承太郎(くうじょう じょうたろう)は、第2部『戦闘潮流』の主人公であるジョセフ・ジョースターの孫にあたる。

その承太郎の初登場はなんと留置所の中なのだが、「悪霊」が取り憑いているため外には出ないと言う。困り果てた母親のホリィはアメリカからジョセフ、そしてジョセフの友人アブドゥルを呼んで、どうにか承太郎を外に出すことに成功する。

その「悪霊」こそ第3部以降の『ジョジョ』シリーズで重要になってくる「スタンド」。簡単に言うと、「姿を持つ超能力」である。

その能力の発現原因は第1部『ファントムブラッド』で生首状態のまま海に沈んだディオ・ブランドーが、ジョナサン・ジョースターの首から下を乗っ取って復活したことに由来するなど、過去二作に非常に深く関わっている。

また、承太郎たちが戦いの旅に出るきっかけも、ディオの復活により発現したスタンド能力に耐えられず、ホリィが倒れたことから始まる。

過去シリーズを見ていた人にも楽しめる構成だ。

遊び心もいっぱい!?

『ジョジョの奇妙な冒険』は、第1部『ファントムブラッド』のテレビ放送時からこそっとした遊び心を忘れていない。

このシリーズのOP画像、なんの気なしに流し見てはいないだろうか?

このOP、コマ送りしてじっくり注目してもらいたい。実はスタッフ表示が脈打つように動く。また、擬音の書き文字に変化したりもするのである。

他にも承太郎とそのスタンド、「スタープラチナ」が大きく動くシーンの背景。こちらは画像ではなく、全て攻撃ラッシュ時のセリフや擬音になっている。ジョジョならではの遊び心だ。

また遊び心とはまた違うが、原作に忠実にした結果、少し面白いことになっているシーンもある。

2話で花京院が初登場するシーンだが、殺害予告にまさかのフリガナが打たれている。

さくらんぼをなめ回しながら食べる奇癖だけでも面白い花京院。かなり面白いことになっている。

こんな風に、面白い箇所を探しながら見るのもまた楽しみ方のひとつだ。

絵が苦手、という人もいると思うが、長期シリーズだけあって面白さは折り紙つき。まだジョジョを未視聴の人は、騙されたと思って一度見てみてはどうだろう。

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