昨年秋アニメの初回感想を公開したところ、多くの方に読んでいただけました。ということで、今回もやります!2023年冬アニメ。今後見続けるかどうかは別にして、興味をひかれた冬アニメの初回感想をお届けします。なお、前回同様、第2クールや、続編にあたるものは、こちらでは取り扱いません。ご了承ください。
「テクノロイド OVERMIND」情報
では、2023年冬アニメTOPバッターは、こちら「テクノロイド OVERMIND」!
1月4日24時から、テレビ東京系で放送開始したアニメです。原作?にあたるのは、「テクノロイド ユニゾンハート」という携帯アプリゲーム。
アニメは、このゲームの10年前という設定になっています。
原案は、Elements Garden上松範康氏と、作詞家のRUCCA氏。キャラクター原案は人気イラストレーターLAM氏。アニメーション制作は動画工房。という堂々たる顔ぶれがそろっています。
冬アニメ「テクノロイド OVERMIND」第1話
テクノロイドの世界背景は、2105年の近未来。異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没。World Government《世界統治機構》によって管理されています。気温上昇や水没により人口が減少。そのため、労働をロボットやアンドロイドに担わせることが推奨されています。
そんな世界で、主役ユニット「KNoCC(ノックス)」の4体のアンドロイドは、何故か持ち主がおらず、郊外のシェアハウスで暮らしています。しかし、今まで働いたことがない彼ら。お金を稼ぐ方法を教えられていない(コマンドされていない)ので、電気代を大幅滞納。このままでは強制シャットダウンの危機にさらされます。
仕事を探そうとした4体は「バベル」というエンタテイメントタワーの存在を知ります。クライマーと呼ばれる挑戦者が歌と踊りで勝ち登り頂点を目指すバベル。この賞金でお金を稼ごうと考えた4体。さっそくバベルに向かい、最初のステージに挑みます。しかし、エンターテイメントとは何か。バベルで披露されているものがどのようなパフォーマンスなのかを知らなかった彼らは、惨敗します。
何が悪かったのかよくわからないまま、帰宅しようとした4体。その時、目の前の歩道橋で熱中症で倒れる少年を発見します。
養父を亡くした少年エソラ
倒れたエソラを助けた彼らは、エソラの話を聞くことになります。「家族」というワードに過剰反応を示す4体の内の1体「コバルト」は、エソラの父親が持っていた「手紙」(キューブ型の機械)に入っていた動画の場所を探そうと言い出します。
人間は記憶を忘れていくものだけど、思い出すことも出来る生き物だからと。
探し出した公園は、水没して使われなくなった公園でした。しかし、その光景を見て、エソラは養父とこの公園に遊びに来て、ソフトクリームを買ってもらった過去を思い出します。そして自分は父に愛されていたのだと確信します。その時、エソラが歌った歌に、「KNoCC」の4体が同時になぜか反応。そして、一緒にそのメロディーを歌い出します。
エソラの歌った歌で第一階層突破
コバルトは、皆で一緒にこのメロディーをもう一度バベルで歌おうと提案します。先ほどは4体がバラバラに好き勝手な歌と踊りを披露しましたが、現バベルのTOPである「STAND-ALNE(スタンドアローン)」のように、一つの曲を一緒に歌って踊ろうと。そうして再挑戦したバベルの第一階層を、「KNoCC」は、無事通過することに成功します。
賞金金額は少なく、電気代の足しにもならないと言いつつも、意気揚々と帰途につく4人。そんな4人の前に、またもや倒れている人影があります。今度の倒れている人は酔っ払いでした。工場で働いている従業員らしい男は、工場で働くロボットに連れ戻されていきます。「人助け出来て良かった」と喜ぶコバルトですが、なんと、その男の帽子を持ったままだと気づきます。
「困っているかもしれないから」と工場内に入り込み、男を探す「KNoCC」のメンバー。しかし、彼らの目の前で、男はロボットにより、溶鉱炉に放り込まれ死亡してしまいます。
なんとも温度差の激しい終わり方
前半のほのぼのとした日常描写から一変、ラスト数分がとんでもない展開になって終了した第一話。そんな展開になると思ってなかった筆者は「え?!」としばらく固まってしまいました。これは次回以降も気になるストリー展開です。
また、ゲームの時から思っていたのですが、キャラクターがとても魅力的な絵柄で、そこも高ポイントです。ちなみに筆者は、ゲームは育成が面倒になって最初の数週で止めてしまいました(既に他のゲームで手一杯で増やせなかったというのもあります)私が気になっていたキャラクターユニットが、初期ではあまり登場してこないというのもやめてしまった原因なのですが、ゲームの方のストーリーがどうなっているのか、少し気になってしまいました。
この私の気になったキャラクターユニットは「機関紳士」というのですが、アニメではリーダー格のノーベルしか登場しないようです。残念。アインザッツが動いている所を観たかったです。
冬アニメ初回視聴、私的評価☆☆☆☆
キャラ絵が魅力的。音楽が良い。この先のストーリーが気になる。という事で、冬アニメ「テクノロイド OVERMIND」の私的評価は星4つです。
今なら各配信サイトで見逃し配信が視聴できるはずですし、テレビ長崎は1月21日から放送開始となっていますので、気になった方はチェックしてみて下さいね。