TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第二十三話『努力』【感想コラム】

TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第二十三話『努力』【感想コラム】

『SS』を控えたある日、トリスタとエデンは「SS直前☆緊急特番」の収録を行っていました。両者ともに負けられない戦いが、いよいよ始まります!

緊急特番の収録

TVアニメ「 あんさんぶるスターズ! 」第二十三話『努力』【感想コラム】
画像引用元:(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会

収録ではあんずもプロデューサーとして番組制作を手伝いますが、キャラを忘れて素に戻る乱凪砂や、敵意むき出しの七種茨、いつも通りの巴日和…と若干グダグダした雰囲気になっています。それでも収録を進めるため、あんずは「どうしてアイドルになったのか?」という質問を出します。その質問にエデンのリーダー、乱凪砂は少し難しい話をしたあと「現代の日本で理想の生活をするには、アイドルが一番適しているからアイドルになった」と答えました。

聞いていたスバルは、話に出てきた凪砂の父について尋ねます。凪砂は、「君のお父さんに似ていたよ。」と答え、続けて「両者の運命は真逆になった。スバル君もお父さんと同じ道を辿ることになるのかな。」と言葉を投げかけます。その言葉に「父さんは関係ない。」と断言したスバル。スバルがアイドルを目指したきっかけには確かに父親の存在がありましたが今はそれだけではなく、夢ノ咲学院で無数の輝きに出会えたこと、それにより「今は昔よりもアイドルになりたい」という想いが強いことを話します。そして「何か文句ある?」とスバルは満面の笑みを浮かべます。

あんずとともに「緊急特番」の映像チェックをした天祥院英智は、場慣れしているエデンを見てさすがだと言います。現在アイドル業界の勢力を二分しているのは夢ノ咲学院とエデンが所属しているコズプロですが、夢ノ咲学院が”ライブ主体のアーティスト路線”なのに対し、コズプロは”メディア戦略に強い”という特徴を持っていました。トリスタの勝利を願う英智は学院をあげて援護することを約束し、本人たちの様子をあんずに尋ねます。あんずは英気を養うためにと、トリスタの今日の予定をオフにしていました。

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画像引用元:(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会

少し和解した真と泉

ビデオカメラに撮られながら歩く真は「やるべきことはやった、本番前にオフを提案したあんずはすっかりプロデューサーっぽくなった。」と話します。途中で突然眼鏡を取られ慌てますが、犯人は真横でビデオカメラを片手に持つ瀬名泉でした。「綺麗な顔を撮らせてよ。」とついでに笑顔も要求してくる上機嫌な泉に、真は顔を引きつらせ「気持ち悪い」と直球な言葉を呟きます。ゆうくんと2人っきりでデートをしていることと、自分があげた手編みのマフラーを巻いていることが泉のテンションを上げていました。

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仕方なく巻いていると弁解しかけた真ですが、もうどう解釈されてもいいと半ば諦めモードで泉にクリスマスプレゼントを渡します。プレゼントの中身は、2人がキッズモデルの時に宣伝した小学生男子向け化粧品でした。泉は嬉しさのあまり叫び、ピンクのキラキラオーラに包まれています。いろいろあったけど、あの頃のことは感謝してると素直に言う真に、「生意気。」と言いつつも「頑張る男の子は世界の宝だよね。」とはにかむ泉。

偵察のはずが…

そんな平和な空気に呆れた声をかけたのは、ベンチに座る朔間凛月です。横には強制的に眠らせたという真緒の姿もありました。実は真がショッピングモールに来たのはデートではなく、この場所でライブをするエデンを偵察するためでした。真は、エデンが強者であることにあぐらをかいていないと見抜いており、『SS』までに敵地に味方を増やそうとする対戦相手のライブを見ておこうと思っていたのです。

そう説明していた真ですが、カメラを従えエスカレーターから降りてきた茨にさっそく見つかってしまいます。茨の挑発に乗ってしまった真は、偵察に来たはずのエデンのステージに飛び入りゲストとして参加することになってしまいました。眠りから覚めた真緒に事の顛末を話し謝る真。エデン側は4人、こっちは2人で衣装もない…と真緒が呟いたところで、助っ人が現れます。夢ノ咲学院の共通衣装を着て目の前に現れた助っ人、それは一緒にいた凛月と泉です。真と真緒の分も衣装を用意してくれた先輩に促され、着替えた2人はステージに上がります。

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画像引用元:(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会

助っ人は認めないと茨は言いますが、口が上手い凛月と泉は挑発を繰り返します。イヴの2人に早く始めるように言われ、しぶしぶ助っ人の存在を認めた茨。泉がユニットを名乗ったことで、ナイツの存在を思い出した凪砂はなぜか凛月に対し親しそうに話しかけます。訝しむ凛月でしたが、朔間君ちょっと縮んだ?と聞かれ兄と間違えられていることに気づきさらに怒りを増した様子です。茨と泉も火花を散らすステージで真は戸惑いますが、真緒は先輩の頼もしさを感じていました。

雪の降るなか、たくさんのビー玉を持ち木の前に佇むスバルは、父のことを思い出していました。

渉なりの大きな愛情

北斗は演劇部の部室で、大きな金庫を前に佇んでいました。「面白そうなことをしていますね。」と天井から降ってきたのは、部長である渉です。神出鬼没な渉に慣れきっている北斗は気にも留めません。こういうの得意ですと金庫を触り始めた渉は、複雑怪奇な仕掛けがしてあることから、これを作った人はかなりの偏執狂だと分析します。その言葉に「人の父親を悪く言うな。」と北斗。この金庫は北斗の父、氷鷹誠矢が作ったものであり、卒業前に学院に隠していたのです。

金庫探しに誘われなかったことにがっかりした渉は、生い立ちのせいか北斗は人を使うのが苦手だと言います。この前ひとつ言い忘れたことがあると切り出した渉は、ホッケーマスクとして北斗をあの舞台にあげた理由を話し始めます。北斗は芸能界のサラブレッドとして生まれ、完璧で当たり前だと育てられました。しかし現実は残酷で、同じ人間なのに万が一なにか失敗をしたとき、周囲の罵倒や悪意はとめどなく膨れ上がります。それに耐えうる強さを持ってほしいと考えた渉は、地獄の責め苦そのものであるあの舞台に北斗を立たせたのです。

渉にとって北斗は、師匠と弟子と呼べるものでもなく、会えばそこそこ楽しいおしゃべりができる相手でした。その何気ない存在が、奇人である渉にとってはとてもうれしかったのです。だからお礼の代わりに、悲劇を味あわせたのだと。エデンと戦う時にあの経験が役に立つかもしれない、と考えた北斗は渉の想いに感謝を述べます。

渉「頑張ってください。名前の通り、惑いがちなみんなの指針を示す北斗星になりなさい。」

言い終わるや否や、金庫の鍵を開けた渉。北斗と渉が中を覗くと、そこには”COSMIC”と書かれたUSBがひとつ入っていました。

大舞台『SS』当日

オープニングアクトを務めたエデンは、『SS』ではなく『ウィンターライブ』と発言しました。カフェスペースで話すトリスタとあんずは、あの発言はコズプロの指示だろうと結論付けていました。今回エデンが優勝すれば、夢ノ咲学院が育て上げた”国内最大のアイドルイベント”がコズプロに横から取られることになると言う北斗。そのときスバルの携帯に、茨から「内密に話がある」と連絡が入ります。

すぐさま胡散臭さを感じた真、北斗、真緒は相手の手に乗るなとスバルを止めます。そのトリスタの様子を、離れた場所からスーツ姿の男とスタッフのような男が見つめ、顔には嫌な笑いを浮かべていました。

茨の生い立ちとアイドル

オープニングアクトを終えたエデンは、楽屋で休憩中です。ジュンは、父の時代からある、子供のころからの憧れの舞台に立ったことで気圧されてしまったと疲れ気味です。感慨深いと話す姿を優しい顔で見ていた日和は、思わずジュンを抱きしめます。仲良しだね、と様子を見ていた凪砂に対しても、抱きしめてあげると日和は手を広げます。かつて自分にそうしてくれたようにジュンを支えてあげてほしいと言う凪砂に、最年長の日和の兄心が疼きます。

タブレットを見て一人浮かない顔をしている茨に気づいた凪砂は、おいでと手を延ばしますがバッサリ断られてしまいます。茨は、自分には人間らしい幸福を受ける資格がないと言い、生い立ちを語ります。公にはしていませんが、茨はかつて芸能界を支配していた人物、ゴッドファザーの血筋であり直系の子孫なのです。ゴッドファザーは凪砂にとっての父でもありました。

借金で首が回らなくなった茨の親は、当時赤ちゃんだった茨を施設に捨てました。軍隊のようなところで地獄の幼少期を過ごした茨は、後にゴッドファザーが亡くなったとき遺産の一部を相続することになったのです。相続した会社や人脈を生かして成功するには、アイドルというものが都合がよかったのだと話した茨は、今回の『SS』で絶対に失敗は許されないと宣言します。

万が一の時には破壊力甚大な兵器を使うとまで言い出しますが、一方で個人的にはそんな展開にならないことを望んでいました。だからこそスバルと話し合い、ここは引いてほしかったが、どうあがいても血なまぐさい展開になりそうだと手元のタブレットを見る茨。タブレットには、トリスタや怪しい男たちの様子が、会場に仕掛けられたカメラによって映し出されていました。

スバルを襲う絶望

町中を舞台に行われた『SS』の予選では、学院の生徒がスタッフをしたりトリスタの宣伝をしたりと、ここは夢ノ咲のホームタウンだとアピールに務めていました。英智は北斗の父とともに、不正行為が起こらないように目を光らせています。みんなの期待を背負ったトリスタは、頑張りのかいあって予選を突破します。楽屋では、配られたメンバー個人カラーのキラキラな衣装に全員うれしさが溢れます。

衣装は鬼龍先輩や斎宮先輩が手伝ってくれたものだとあんずは話します。円陣を組み気合を入れ楽屋を出ると、廊下には学院のみんなが勢ぞろいしており、ステージへと向かうトリスタを見送ってくれました。ステージに出たトリスタを待っていたのは、ペンライトでオレンジ色に染まる会場でした。心の中で父や母、愛犬の大吉に話しかけるスバルは、「俺、アイドルになったよ。」と希望を胸に空へ手を伸ばします。

その瞬間、会場の電気が突然消えざわめきが広がります。暗闇の中、スバルにだけ当てられたスポットライトの光。そしてスクリーンには、取り押さえられ連行されるスバルの父親の映像が流れます。

「あの明星を覚えていますか?」『犯罪者』「堕ちた『偶像』」「アイドル業界を追われた。忌まわしきアイドル。」次々に映し出される文字に、呆然とするスバル。さらにスバルの顔とともに、スクリーンには「その息子も同じ犯罪を犯している」という衝撃的な文章が並びます。

夢のステージから一転

やっと念願のステージに立ったトリスタでしたが、待ち受けていたのはスバルの心を絶望に追いやるほどの残酷な文字と映像でした。

いったい誰が仕組んだのか、スバルはどうなるのか、真実は?すべては最終話で明かされます。

あんさんぶるスターズ! の各話を振り返りチェック!


あんさんぶるスターズ! アニメ情報

あんさんぶるスターズ! の2.5次元舞台が人気な理由

(c)Happy Elements K.K/あんスタ!アニメ製作委員会
ホームページ:あんさんぶるスターズ!

この記事のライティング担当:杏子

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