話が動き始める第3話。
涼しい日が増えてきましたが、このアニメは寒さも吹き飛ばすくらい熱いです!
魔法騎士団入団試験に向けて
冒頭からシリアスなシーンです。
大暴れする巨大な怪物が、先週の敵とは段違いの火力を魅せつけます。
そんな魔人を倒したのは、初代魔法帝。魔法帝はとんでもなく強いというのがわかるシーンです。
剣とグリモワールを手に入れたアスタは、相変わらず筋トレをしまくります。
「きっとユノだって特訓してる! 負けらんねー!」
一方でユノも、アスタに張り合い魔法の特訓をひたすら繰り返し、半年後に控えた魔法騎士団の入団試験に備えます。
真逆の性格をしているようで、実は似ている2人です。
アスタに試験突破は無理?
お互いに認め合い競い合う2人ですが……。
教会のみんなは、ユノはともかくアスタでは魔法騎士団入りは無理、と考えているようです。
それでもシスターは、2人が教会を去るのは寂しいけど、やりたいことをさせてあげたいと思っていました。
ある日、教会の子供は頑張るアスタを見て言います。魔法も使えないくせに、魔法騎士になれるわけはない、と。
捨て子の俺たちは夢を見るだけ無駄。そう暗くなっている年下の少年に、アスタは答えます。
それでも諦めない、と。
夢は叶える。みんなも幸せにできる。自分が魔法帝になることで、それを証明する、と。
決して諦めず前に進み続けるアスタの姿に、少年は明るさを取り戻しました。
アスタには無理だ。
みんなはそう思いつつも、アスタに夢や希望も抱いているようです。
アニメはこの辺りを繰り返し、丁寧に描写していますね。
それでも尚、神父はアスタのことを信じていない様子。
「いつでも帰ってきて良いんだ」
アスタのことを想い優しくしてくれてはいるみたいですが……。
早くアスタさんすげーと思えるシーンを見て、びっくりするみんなを観たいですね。
王都まで道のりがサバイバルすぎる
そして時は流れ、ついにアスタとユノは、教会のみんなに見送られ旅立ちます。アスタは魔法帝になってシスターを迎えに行く日を妄想しますが、このアニメのヒロインは――。
とはいえそこは大田舎。王都まで歩いていくのは大変です。
道中、野宿をしたり、獣を狩って食べたり、長い道のりを何日もかけて進むことに。まさにサバイバルです。冒険感あふれる演出ですね。
時には協力し、時には張り合い、なんだかんだで息ピッタリの2人。
そしてついに王都へ到着。いよいよ魔法騎士になるための試験がはじまる!
というところで、3話はおしまいです。
凄く丁寧に描いてくれるのは嬉しいものですが、3話かけてやっと王都に到着とは……。ほぼアニオリ回でした。なかなか進むのが遅いです。早く主要メンバーの揃う回が観たくて、うずうずします。
しかし、その分全員が揃った時は盛り上がりそうですし、丁寧に描いているということは、話が進むにつれキャラクターへの理解が深まるということでもあります。
あとでBD等で一気観した時なんか、また別の感想が出てきそうですよね。
いよいよ来週は王都です。楽しみです。