前回のブラクロ
グレイは変わりたい
夜。
グレイ「今のままじゃだめだ」
成長する仲間たちを思い、考えるグレイ。
グレイ「私はまだ人に見られるのが恥ずかしい」
グレイ「本当の姿で恥ずかしがらずにいられるようになりたい」
グレイ「私、変わらなきゃ」
というわけで翌日。
グレイ「私を弟子にしてください!」
と、ノエルにお願いするグレイ。
ノエル「はぁ? なんで」
グレイ「恥ずかしがり屋をなおしたくて」
スペード王国と戦うためにも、変わりたいと思うグレイ。
グレイ「王族だっていつも堂々としてて立派だし、ノエルちゃんみたいになりたいんです」
と言われ、その気になるノエル。
ノエルはメガネをかけて、先生っぽい感じに。
可愛いです。
グレイの特訓
ノエル「人に見られるのが恥ずかしいなら、それに慣れるしかないわね」
と、ノエルの視線にたえる訓練が始まりますが、グレイの恥ずかしがり屋は相当なもの。
ゴードン「僕も手伝うよ」
そこへゴードンが登場。
ゴードン、最近はグレイとも仲がいいですからね。
親友のために、とお手製のちょっと不気味な人形を並べます。
ゴードン「いきなり人間にみられるのは恥ずかしいよね」
人形から慣れていく作戦でしたが、それでも恥ずかしいグレイ。ゴードン、自分も友達がいなかった期間が長いから、同じく友達作りが下手なグレイの気持ちはわかるんですね。
グレイ、ノエルに変身すればなり切ることができますが、自分の姿で変わらないと意味がなく。
心だけアスタになり切ってみたり、いろいろやってはみるものの。
恥ずかしがり屋は克服できず。
ゴードン「力になれず申し訳ない」
ゴーシュとグレイ
そこでグレイ、今度はゴーシュに変身してゴーシュにお願いします。
ゴーシュ「マリーに変身して、ここに書いてあるセリフを言え」
と、根幹条件としてセリフがびっしり書いてある紙を提示。
相変わらずのシスコンっぷり。
ゴーシュは鏡魔法でグレイを囲み、鏡越しの視線で慣れさせようとするも、やっぱりだめで。
ゴーシュ「さて、どうしたものか」
そのあとは催眠により、心だけを亀にさせて一時的に克服します。
グレイは交換条件をはたすべくマリーに変身し、
マリー(グレイ)「お兄ちゃん大好き」
ゴーシュ「俺もだ」
と、マリーちゃんの姿のグレイに抱き着こうとして、恥ずかしさのあまり、催眠と変身がとけてしまいました。
見られるだけで恥ずかしいのに、ゴーシュのハグには耐えられるわけないですね。
ゴーシュはグレイの変身を通してマリーちゃんしか観ていないので、グレイを女性として意識してはいないようです。
しかし、これは後の展開を知っているとニヤニヤできるシーンですね。
前みたいにずっと変身していればいい。
そうゴーシュは言いますが、グレイは変身時の自分は自分じゃない、と気にします。
けれど。
ゴーシュ「どんな格好していようが、お前はお前だろ」
と言われ、嬉しくなるのでした。
いい話っぽくなっていますが、今回のゴーシュの行動はなかなかの変態なんですけどね。
シャーロット団長の特訓
一方、「碧の野薔薇」ではシャーロット団長が特訓をしていました。
団員複数を相手に模擬戦をするシャーロット団長。
しかし、団長の強さにはついていけない団員たち。
休憩になると、団員たちは恋愛トークをはじめます。
ソル「男と仲良くして、なにが面白いんだ」
シャーロット団長一筋のソルだけは、恋愛トークに興味がないようです。
シャーロット団長もプーリに話をふられますが、
ヤミ団長との仲はまるで進展していませんでした。
シャーロット「今はスペード王国と悪魔の脅威に立ち向かうべきだ」
とシャーロット団長。
このご時世だからこそ、今は恋のチャンスタイム――プーリにも背中をおされますが、恋愛に関してはヘタレなシャーロット団長は、特訓に打ち込みます。
4VS1でも相手にならない団員たち。
そこで団員たちは、「黒の暴牛」との合同訓練を提案しました。
修業の相手にちょうどいいというのもありますが、シャーロット団長とヤミ団長をくっつけるという狙いもありました。
ヤミ団長との進展しない仲
ところが。
団長会議でシャーロット団長はヤミ団長と会い、合同訓練の話を持ち掛けようとして――躓き転びかけます。
それを受け止め、流れで壁ドンしてしまうヤミ団長。
シャーロット団長は恥ずかしさのあまり逃亡。
恋愛ではへたれなシャーロット団長と、普段は鋭いのに恋愛には鈍感すぎるヤミ団長。
この2人だけラブコメの世界。
一方、魔法帝ユリウス。
合同訓練の話を聞き、国民を安心させつつ修業にもなる方法を思いつきました。
ユリウス「団長同士で戦ってもらうのさ」
というわけで、次回は団長同士の戦い。
団長たちの強さって、まだいまいちわからない部分があるんですよね。
戦闘の多いヤミ団長、ノゼルお兄様、ジャック団長、フエゴレオン団長はなんとなくその強さがわかるけれど。
ドロシーの夢魔法は、まだまだ謎が多いですし。
ドロシーが強いのは確実だけど、夢魔法を相手にした時のほかの団長の戦い方なども気になりますし。
スペード編のことを思うと、ここらで改めて団長たちの強さや魔法を描いておくのは、おさらいにも展開の理解を深めるのにも役立ちそうです。
これは面白い回になりそうです。