ブラッククローバー 第140話「ユリウスの頼み事」【感想コラム】

ブラッククローバー 第140話「ユリウスの頼み事」【感想コラム】

前回のブラクロ

魔女王、再登場。

ブラッククローバー 第139話「魔女の帰郷」【感想コラム】

サリー再登場

ユリウス魔法帝は、魔力と魔法の大半を失った今、自分にできることは少ないと考えていました。
そこでユリウスは、側近のマルクスにある頼みごとをしました。

ブラッククローバー 第140話「ユリウスの頼み事」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

そのころアスタはノエルと一緒に特訓をしていました。

アスタ「まだまだ、もっとだ!」
アスタ「仲間だからって手加減する必要はねえ」

ノエルの攻撃を斬っていくアスタ。

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
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アスタ「まだまだ、全然たんねえ」

そこへサリーが現れました。

魔道具の研究

サリー「やっほーアスタ。元気だった?」
ノエル「まさか脱走」
サリー「違うよ」

元「白夜の魔眼」のメンバーとして、クローバー王国を襲撃した経験もあるサリー。
彼女はマルクス&魔道具研究所の職員だというマクサと一緒でした。

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

サリーはライアさんも認めるほどの魔道具作りの実力者
ユリウス魔法帝は彼女の腕を見込んで、来るスペード王国&悪魔との戦いに備え、サリーに魔道具作りを手伝ってもらおうと考えていたのでした。

そこでサリーは、以前アスタが言っていた「協力してくれて無事戦いが終わったら、好きなだけ調べていいぜ」という言葉を思い出し、アスタに実験の協力をしてほしくてやってきたのです。

実験に協力的なアスタでしたが、ノエルは「解剖されてもいいわけ!?」と非協力的。マルクスも、ユリウスが決めたこととは言え、もし本当に解剖をはじめる気なら止めなければ、とサリーを警戒していました。

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しかし、まずサリーが作ろうとしているのは、魔力アップの魔道具です。
魔力のないアスタに手伝えることはなく。

サリー「まずはそっちの事件をしようかな」
ノエル「私はいやよ」

サリーはマルクスたちの監視下の元でのみ行動することを許されていました。
けれど、サリーは実験したさに、逃げるマグナたちを追いかけさっそく暴走します。

誰かのための

サリーのゲル魔法につかまるマグナ。

マグナ「なんだ? すげえ炎のマナがみなぎって」

しかし、実験は失敗し爆発。

サリー「データはとれたし、次いっちゃおー」

その後もゴーシュ&グレイ、バネッサ&フィンラル、チャーミーパイセン、と次々実験に振り回されていきます。

そして。

アスタ「約束は約束だ。俺の体を好きにしていいから、その実験はやめろ」

アスタ「サリーたちが協力してくれたから、王都に駆けつけることができたし、みんなを護ることができたんだ。だから俺も約束は守る」

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アスタは解剖されることも覚悟していたようですが、サリーがしたことは、髪の毛の採取のみ。

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「誰かを傷つけたり、迷惑かけたりしなけりゃ、いくらだって研究していいんだ」

というアスタの言葉を、サリーはちゃんと覚えていたのでした。

アスタ「みんなのための研究に役立ててくれよ」

とアスタ。
夕方。データはとれたので、マルクスたちと帰還するサリー。

サリーは去り際に、楽しそうなアスタたちを見て思います。

サリー(誰かのためになる研究の方が、僕もうれしい、か)

ブラッククローバー 第106話「復讐の道 償いの道」【感想コラム】

ノゼルとフエゴレオン

別の日。
マルクスはノゼル、フエゴレオンを連れて恵外界――クローバー王国の辺境にあるトーアル村を訪れます。

ユリウス魔法帝いわく、この村には盗賊団が出没しているとのこと。
ノゼルたちは、旅の魔道士に変装し、村へ潜入して情報を集めます。

ついてみると、村は荒れ果てていました。

マルクス「こ、これは……あまり復興の進んでいない地域もあるときいていたが……」
フエゴ「これほどとは」

エルフ襲撃事件によって、破壊されてしまった村。
その復興が辺境の地ではあまり進んでいないようです。

3人は調査をするも、村の人たちは警戒していました。
そこで、フエゴレオンはユリウス魔法帝から聞いていたキーワードを口にします。

フエゴ「クロノ……バラ……」

村の男「まさか、クロノバラさんの知り合いか?」

クロノバラとは、ユリウス魔法帝がおばあさんに変装をし、村を訪れたときに使った名前でした。

その時、ユリウス魔法帝は村の人々を助けてまわったそうです。
クロノバラさんの知り合いということで、一気に信頼される3人。

一同は村長に歓迎され、とまっていくことに。

辺境の地の実態

夜。

村を盗賊団が襲撃し、さっそくフエゴレオンとノゼルは討伐に動きました。

しかし、盗賊団たちの正体は村人たちでした。

フエゴレオン「そうであってはほしくなかった」

けれど話を聞くと、村は復興が進まず貧困に苦しみ、盗賊をする以外に手立てがなかったのだと言います。

マルクス「そこまで追い詰められていたなんて」

そこでフエゴレオンとノゼルは、自分たちの正体を明かします。

フエゴ「困窮する村の状況は分かった」

それでも、冷静に罰する必要がある、というノゼル。
与えられた罰とは、村人たちが奉仕活動をする、というものでした。

そして、フエゴレオンは辺境にある村の復興もきちんと行っていくことを約束します。

ユリウス魔法帝は、団長である2人に、復興の遅れている地の現状を知ってもらうべく、今回の任務を与えたのでした。


というわけで、すっかりイイヤツになったサリー(もともと純粋なだけで悪の心はなかったけど)と、なんだかんだで甘いノゼルお兄様でした。

次回は「金色」回ということで、原作の展開を知っていると、いろいろと複雑な回になりそうです。

 

ブラッククローバー 感想コラムのまとめ

アニメ『 ブラッククローバー 』 「白夜の魔眼」のまとめ&今後の見どころ【感想コラム】

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