ブラッククローバー第167話「黒の誓い」【感想コラム】

ブラッククローバー第167話「黒の誓い」【感想コラム】

前回のブラクロ

ヤミ団長、アスタの名を呼ぶ。

ブラッククローバー第166話「団長 ヤミ・スケヒロ」【感想コラム】

敗北のハート王国

ヴァニカ「こいつスペード王国に連れてこ」

ヴァニカは殺す予定だったロロペチカを拉致することに決めました。
ノエルとの戦いを通し、かつて戦ったノエルの母アシエを思い出したからでした。

アシエは子供を人質にとると、強くなりました。
だから、ヴァニカはロロペチカを人質にとり、さらに強くなったノエルとの再戦を望みます。

ヴァニカ「呪符魔法 暴発する命」

ヴァニカは悪魔の力をわけた配下を爆破させ、ロロペチカをさらい消えました。
ハート王国は爆発の光にのまれ――。

一方、アスタとヤミ団長は共闘してダンテと戦っていました。

 

鍵はアスタ

ブラッククローバー第167話「黒の誓い」【感想コラム】
画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ヤミ(鍵はやっぱアスタのアンチ魔法だな。どうにか奴にアスタの剣をぶち当てるしかねえ)

アスタ(くそっ。やっぱり俺が足引っ張ってる)

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ヤミ団長はダンテの重力や岩飛ばしに対応できる上に、ダンテに攻撃を当てることができますが、闇魔法ではいくらダンテの体を欠損させても再生されます。
一方でアスタの剣は当たらず……アスタはヤミ団長のサポートでなんとか致命傷を受けずに済んでいました。

アスタ(オレの中にあるオレが知らない力全部使うくらいじゃねーと!)

アスタはかつて一度だけ接触した、自分のグリモワールに宿る悪魔との対談を果たします。

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

アスタ「さっき、お前の怒りが伝わってきた。理由はしらねーけど、オマエもアイツのこと倒してーんだろ」

アスタ「本当はもっと早く、オマエとこうして向き合わなきゃいけなかったんだと思う」

アスタ「これからそうしたい。だから、力を貸してくれ。頼む」

悪魔「いいだろう。悪魔の真の力をわけてやる」

悪魔は今のアスタでは無理なので、対価に体の一部を要求します。

アスタ「たとえ悪魔になっても、どんなものに手を出しても、限界を超えなきゃいけねーんだ」

アスタ「オレにとって、そんだけの言葉なんだ。あの言葉は」

アスタ「ここでやれねー奴が、魔法帝になれるわけがねー。魔法帝になる。その前にオレは、ヤミ団長の期待に応えられるやつになりたい!!」

アスタの覚悟をみて、悪魔は力をわけました。

 

アスタの覚醒

 

アスタ「これが今の!!」

アスタは片腕を黒い悪魔の力に染めて。
ダンテの重力特異点を斬り裂きました。

アスタ「俺の全部だ!!」

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ついに、ダンテの強力な重力魔法をも斬れるようになった、アンチ魔法の剣。
その剣はダンテの腕をも切断。

悪魔「50秒だ」

悪魔「50秒以上はお前の体がもたねー」

アスタ「十分だ!」

ヤミ「やりやがったなアスタ! そんじゃ俺も! さらにきばるぜ!!」

超高速での戦いを繰り広げるアスタとヤミ団長。

フィンラル(お互いめちゃくちゃに動いてるんだけど、息が通じ合ってるような)

フィンラル(こんな状況なのに、楽しそうにも見える)

ダンテはアスタの剣を警戒し、巨大な腕を四本はやしアスタを襲います。
ヤミ団長はアスタをフォローするように、「死突」でダンテを吹き飛ばしたりして。

 

勝利

ダンテ「それでも最後は! そのすべてをひねりつぶして私が勝つ!!」

ダンテはアスタの剣をフッ飛ばし

アスタ「宿魔!」

さらにフッ飛ばし

アスタ「滅魔!」

すべての剣をアスタから弾き飛ばして

ダンテ「もらった!」

最後にはアスタを叩き潰そうとしますが、「死突」により体を消し飛ばされます。

アスタの悪魔の力の制限時間が残り3秒に――。

ダンテ「私は不滅!!」

それでも再生するダンテと、すべての剣をフッ飛ばされたアスタ。
残り1秒――。

ダンテ「終わりだ!!」

最後にヤミ団長は、自身の刀をアスタに託しました。
アスタはとっさにヤミ団長の刀を握り、刀身にアンチ魔法が宿り刃が黒く染まります。

とっさのことにダンテは反応できず――。

アンチ魔法の悪魔「てめぇが終わりだ」

ついに、アスタの一閃がダンテの胸に直撃。
ダンテは悪魔の力を解除され、倒れました。

アスタ「オレたちの勝ちだ」

しかし、敗北

気絶したダンテを前に、

ヤミ「よくやったなアスタこの野郎」
アスタ「うす」

ヤミ団長はアスタをたたえました。
ゴーシュも目覚め、駆け付ける仲間たち。

ヤミ団長は念のためダンテを拘束しようとしましたが――。

次の瞬間。
「金色の夜明け」アジトを襲ったゼノンが、空間魔法でその場に出現

隙を突かれたヤミ団長は、ゼノンの骨魔法に手足を刺され拘束されました。

フィンラル「ヤミさーーーーーん!!」

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ゼノンはヴァンジャンス団長とヤミ団長、双方をとらえた状態でダンテを抱き上げました。

ゼノン「負けていたら世話ないですね」

ゼノンはアスタの腕に気づき、骨を飛ばしますがフィンラルがとっさに空間魔法で攻撃を防ぎます。
そこで、ゼノンの骨に亀裂が入りました。

ゼノン「あいつとの戦いの影響が残っている。はやめに摘んでおいてよかったか」

ゴーシュたちはゼノンを阻止しようとしますが、すべての攻撃は防がれます。

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会
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アスタはさらなる力を悪魔に求めますが、今のアスタにはこれ以上の力を分けることはできないとのこと。
悪魔は対価を要求しましたが、アスタに無理をさせすぎないようにしているようでした。

そのうえで、アスタが弱いからいけないのだと言いました。

ゼノンは2人の団長をつれ、空間魔法で去っていくのでした。

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画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ポイント

 

・アシエは人質をとられ負けた?
人質にされたのはアシエの子供ですが、それがノエルではなくノゼル兄様である可能性も?
今後、ノエル&ノゼル兄様によるヴァニカ討伐の可能性もありますね。

・ゼノンは骨魔法、空間魔法を使う

ゼノンの骨魔法には拘束の魔法もあり、ヤミ団長は力をおさえられました。

・アンチ魔法の攻撃が当たれば、不死身の悪魔憑きも倒せる

ここまでのエピソードで悪魔憑き、悪魔に有効な手段として描かれているのは、封緘魔法のような封印系の魔法と、アンチ魔法。
いずれもちゃんと命中させなければいけません。

拘束・封印のような力を持ち高威力の時間魔法も、悪魔を倒せるかもしれません。
ただ、ユリウス魔法帝は力を失っている状態。

今回はスペード王国に敗北する3つの戦いのラストエピソードとなりましたが、ダンテには勝っているため、うまくヤミ団長のカブを落とさず敗北に落ちとし込んだ感じですね。
「ハルカミライ」が流れなかったのは残念ですが、作画も気合が入っていて、素晴らしい回でした。

そしていよいよ次回は、あの男がアニメでも喋ります。
楽しみですね。

 

ブラッククローバー 感想コラムのまとめ

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