前回のブラクロ。
・この世とあの世の堺の魔法空間”影の王宮”出現
・ドロシー団長(に転生したエルフ・レーヴ)が動き、バネッサ姉さん・マグナ・ラック・チャーミーパイセン・サリーは夢の世界へ
ついにドロシー団長の魔法お披露目です。
このページの目次
夢魔法の世界
そこは、とってもファンシーな不思議空間。

マグナ「なんなんだこのみょうちくりんな場所は!」
ラック「ここ、どこまでも続いている。終わりがないかも」
ドロシー(レーヴ)の夢魔法で作った世界は、
・端のない無限の広さ
・魔法空間に入れること自体は攻撃ではないので、バネッサ姉さんでも防げない
という厄介な魔法。
レーヴ「ありえないことがありえるのが、ここグラマーワールド」
突然現れた紫のツルに、縛られてしまうマグナたち。
さらに、凶暴な巨大バグまで出現します。
攻撃となれば、バネッサ姉さんの魔法で回避することができます。

レーヴ(結果が変えられた……理に干渉する魔法)
興奮するサリー
そんな中、サリーはこの不思議な空間に興奮していました。

バネッサ「あなたは黒の暴牛じゃないし、みんなから離れると効果が及ばないから、気を付けなさい」
と、サリーに言うバネッサ姉さん。
バネッサ姉さんの糸魔法の猫は
・攻撃に対し反応し、当たらない結果に変える
・無敵に近い防御だが、家族(黒の暴牛)にしか使えない
・消費魔力量が多い
というもの。
弱点の1つを補うのが、チャーミーパイセンの食べた分だけ魔力を回復する魔法です。
夢魔法と糸魔法。2人の魔女。
そして、チャーミーパイセン。
凄い魔法の数々に、研究者であるサリーは興奮しまくり。
サリー「すっごおおおおい。君は魔女じゃないんだよね?」
チャーミー「私はただの食いしん坊です」

レーヴ(無尽蔵の魔力供給と、絶対回避。簡単にはいかない)
今回も、強すぎる敵に対し、相性のいい味方同士の連携で立ち向かう、というパターン。
けれど。
レーヴ、強い
マグナ「アイツぶっ倒しゃーでられるぜ」
マグナとラックの攻撃に対し、レーヴは巨大なぬいぐるみのようなモノを出してガード。
思い描いたモノをなんでも出せる夢魔法は、超強力です。
バネッサ(防御のかなめの私と、魔力回復のチャーミーがこの世界につかまっているのはまずい)
バネッサ姉さんは考えますが、防戦一方。
回避と魔力回復はできても、こちらの攻撃もレーヴには届きません。

ひたすら回避に専念し、「これで太ったらあんたたちひっぱたくからね」と、ひたすら飯を食うバネッサ姉さん。
その回復も、飯を食い続けなければいけないため無限ではありません。
レーヴ「湧き出続ける水。そこから生まれ続ける刃の魚」
そこでレーヴは、刃を持つ魚を大量に出現させ、回復の妨害に入りました。
サリーの作戦
次に動くのは、サリーです。
サリーの提案により、雷撃を放つラックと、火炎弾を投げつけるマグナ。
水に、電気と炎。
電気分解が起こり、大爆発。
バネッサ姉さんたちは糸魔法で回避できるので、敵の攻撃だけを破壊することに成功します。
サリー「わかったこともあるよ~~」
と、分析するサリー。

①夢魔法で出すものは、レーヴがイメージしたもので、現実と同じ構造
②それにより発生した事象やサリーたちの魔法そのものには影響を与えられない
つまり、水を出せるけど、水を電気分解させて起こした爆発を消したり、バネッサ姉さんの魔法を無効化させるイメージは実行できない、ということ。
サリー「それでも彼女を倒すのは難しい」
と、サリー。
爆発を消せずとも、バリアを出し防ぐことは可能です。
サリーの次なる作戦
無傷のレーヴを前に、
バネッサ「こんなのラチがあかないじゃないの」
と焦る一同。
さらに、みんなは眠気を感じ始めます。
レーヴ「眠気は回避できなかったようね。グラマーワールドに存在する者は、だんだんと眠くなってくる。そして眠ったものは、もう二度と目覚めることはない」
絶対的にピンチの中、サリーは指の形で眼鏡を作ります。
すると、本物のメガネが具現化されました。
次にサリーは
「出口出口出口! この世界からの出口作ってよ!!」
と叫びました。
すると、魔法空間内にいくつもの扉が現れました。
サリー「一度頭に思い浮かべたものを、意識して消すなんて普通は難しいからね」
思い描いたものを具現化する。
そんな無敵に近い魔法の特性を逆手に取った作戦でした。
夢の世界から脱出すれば、なんとかなる。
ようやく活路を見出すマグナたちでした。
VS鏡魔法&瞳魔法
一方そのころ、ヤミ団長とジャック団長は”影の王宮”内で迷子中。
そして、アスタ&ゴードン&グレイ&ヘンリーは、エルフとなったゴーシュ(ドロワ)&マリー(エクレ)と戦闘中でした。
鏡魔法による攻撃を弾くことが出来ても、
ゴードン「魔力の絶対量が違いすぎる」
アスタ「どうする? 考えろ。オレがブラック状態になれれば。でもそんな余裕はねえ」
こちらも防戦一方。
ドロワ「あれをやるぞ」
エクレ「うん」
鏡魔法は
・鏡からレーザーを撃つ
・鏡から鏡へ、対象を高速移動させられる
というもの。
この移動の効果を使って、アスタ1人を空中へ移動させます。
ヘンリーたちの連携
ドロワ「まずはエクラの瞳魔法を打ち消せるあいつを消す」
狙われたアスタを救うべく、
ゴードン「今度は僕らが!」
ゴードン、グレイ、ヘンリーが動きます。
アスタとの出会いで変わってきたみんなが、今度はアスタのために動くというパターン。
みんなのおかげで時間が生まれ、アスタはブラック化になることができました。
アスタ「これで戦える!」
突っ込むアスタですが、
ドロワ「オレを」
エクラ「見たな」
左目に埋まっている鏡の魔道具にエクレを映し、瞳魔法をアスタにあてます。
冷静で対応の早いドロワ。ここはゴーシュと同じですね。
ヘンリーの覚悟

ヘンリー「アスタくーん!」
ボロボロのアジトと共に突っ込むヘンリーたち。
仲間たちによって、再びドロワの攻撃から守られるアスタ。
ヘンリーは考えます。
魔力吸収体質を持ち、体の弱い彼は親から切り離され、人里から離れた屋敷に一人押し込まれていました。
そこへヤミ団長がやってきて、アスタとも出会い、1人ではなくなったヘンリー。
ヘンリー「この命はみんなにもらったもの。だからぼくはどうなってもいい」
瞳魔法からなんとか脱するアスタ。
2人は、ゴーシュをもとに戻すべく、再度覚悟を決めるのでした。
というわけで、今週は盛沢山でした。
夢魔法のレーヴと、防御のバネッサ&魔力回復のチャーミー&頭脳担当サリー&攻撃担当ラックとマグナ。
鏡魔法&瞳魔法の凶悪コンボに、鏡魔法の攻撃を防げるグレイたちと瞳魔法を打ち消せるアスタ。
いずれも防戦一方でしたが、組み合わせが違っていたら防御もかなわず即全滅があり得たカード。
エルフ側の強さが際立ちますね。
けれど、魔法の相性や連携で格上にも勝てるのがブラッククローバーです。
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