アニメでいつも流れている、下民の欲しがるBD&DVDのCM。あれ、秋葉原のラジオ会館のモニターでも流れているんですね。この間、偶然みました。あのCM、好きです。
それはそれとして、今週もレビューするのがオレの魔法だ!!
謎の少女カホノ
マナによる激しい海流。一週間後の満月の夜に海流が弱まるので、ノエルの魔法で突入する。
そのために、ノエルは魔法のコントロールを練習しないといけない。
というのが、前回のお話です。
ノエルは魔法の練習、アスタはいつもの自主練――と、真面目にやっているわけですが。
他のみんなは水着姿ではしゃぎまわっていました。
そんな中、アスタ&ノエルが出会ったのは、夜の海岸で歌っている少女・カホノでした。
新OPからも分かる通り、海底神殿編の重要人物です。
歌魔法がとくい
なんでも、カホノは歌って踊れて魔法も使えるアイドルになるべく、歌の特訓中だそうです。
『ブラッククローバー』は異世界を舞台にしたファンタジーものですけど、「アイドル」がいるし、ファンタジー世界なのに「ファンタジー」という概念もあるんですよね。
メシもうまそうだし、なにげに文明レベル高いですよね。チャーミー先輩の料理が食べたい。
カホノはお金の価値を理解し、金のためにアイドルをしたいという、現代っ子っぽい(?)考えの持ち主。
もちろん、歌が好きでもあるだと思いますが。
ノエルにとって、同年代女子のはじめての友達
さらに、カホノはアスタたちと同年代。
さっそく仲良くなっちゃいます。
ノエルにとっては、はじめての“同年代女子の友達”です。とてもうれしそうなノエル。
というのも、なにげに「黒の暴牛」って20代が多いんですよね。ファンタジーものだと年齢ってあまり気にならないから、忘れがちかもしれないですけど。
アスタとノエルが15歳で最年少、ラックですら18歳です。
ちなみに、「金色の夜明け」のミモザちゃんはノエルにとって「いとこ」なので、友達にカウントされていないのです。
無理せず、自然に魔法を使うのが一番
アスタたちは極秘の任務で、海底神殿へ行こうとしています。
「詳しくは言えないけど」と前置きして、魔力のコントロールが必要で練習していることを話します。
カホノはアスタたちが魔法騎士であることを知って、任務に関しては追求せず、協力してくれます。
カホノによると、ノエルはマナを押さえつけようと無理をしているそうです。
「ノエルが一番安心できる記憶は何?」「たとえば家族とか――」
無理なく、自然に魔法を使えるように――と思い、カホノは言うのですが……。
ノエルにとっての家族は安心できる存在ではありません。
落ちこぼれ扱いされてきたわけですからね。
今週のアスタさんのココがカッコイイ!
満月の夜が迫り、焦り始めるノエル。「黒の暴牛」のみんなは、それぞれ遊び回っています。
逆に言えば、ノエルを信じているから、なにも言わない――とも取れるシーンですね。
満月の日の前日。
アスタは言いました。
なにも考えず、思いっきり魔法を暴走させろ、と。
それでうまくいかなかったら――不安なノエルに対し、
「その時はオレが助ける! だから思いっきり行け!」
アスタさん、かっこよすぎです。
これはノエル、ますます惚れちゃいますわぁ。
「海竜の揺り篭」
案の定、魔法がコントロールできず暴走してしまうわけですが……ここでようやく、仲間たちが応援に来てくれます。
その光景を見て、ノエルは理解するのです。
ノエルにとっての家族は、「黒の暴牛」である、と。
みんなとの優しい記憶、楽しい日々。
みんなはノエルを信じてくれる。だからノエルも、みんなのために頑張りたい。
ノエルは自然なままに、魔法のコントロールを完成させました。
マスターした魔法は、「海竜の揺り篭」。
9月発売のゲーム、カルテットナイツでも使用できる魔法です。
「やったなノエル」
と、ノエルを最初に受け止めてくれるのはアスタでした。
今回はノエルがすごくヒロインしていましたね。
EDではずっとヒロインしていますが。
そして来週から、ついに海底神殿の中へ。
アニメではカホノの描写も増えそうなので、楽しみです。