アスタ最大の試練(?)。
アネゴレオンことメレオレオナが暴れまくる(?)エピソードです。
たるんでいる団員にキレる女獅子メレオレオナ
「紅蓮の獅子王」新団長となったメレオレオナは、
「歴代1位2位しかとったことがなかった」
と、「紅蓮の獅子王」団が5位であることに怒っていました。
メレオレオナはフエゴレオンの姉であり、フエゴレオンのことを愚弟と呼びます。
団員も、フエゴレオンも腑抜けている。
そんな発言に、メレオレオナとフエゴレオンの弟であるレオポルドや、その他の団員たちが反発します。
フエゴレオンは、団員みんなから尊敬され慕われている男なのです。
けれど、メレオレオナはそんなこと承知です。本当はフエゴレオンを認めていますが、団員たちを鍛え直すために、あえて煽って火をつけたのです。
こうしてやる気を出させた団員たちと、その場に居合わせてしまったアスタやユノ。全員を鍛え直すことに決めました。
メレオレオナ「温泉合宿へ行くぞ!」
巻き込まれるヤミ団長
その頃ヤミ団長は、「黒の暴牛」が2位だったことで、他の団長たちを煽り調子に乗りまくっていました。
しかし、そこへメレオレオナが登場。
ヤミ団長は彼女をアネゴレオンと呼びいじりますが、メレオレオナは功績発表時に遅刻したヤミ団長・シャーロット団長、ついでに居合わせてしまったノエルを捉え、全員を連行していくことに。
レオポルドいわく、メレオレオナは戦闘や政に興味が無いため表に出てこなかっただけで、戦えばフエゴレオン以上だと言われているそうです。
そんなメレオレオナに火が付けば、もはや誰にも止められず――。
マナを乱す火山地帯
やってきたのは火山地帯。
地中深くに強大なマナがあり、たえずマグマが溢れ出る危険地帯です。
温泉はこの山頂にあるとのこと。
レオポルド「こうなれば、どっちが先に山頂へつくか勝負だ!」
と、アスタと張り合うレオポルド。
けれど、そこはマナのコントロールさえ難しい地帯。
そこをものともせず、ヤミ団長とシャーロット団長が突き進みます。
2人がやっているのは、マナスキン。
マナをまとい身体を強化する技です。
それをマナ操作の難しい場所で行えるのは、凄いことだそうです。
しかし、あっさりとマスターして魅せるユノ。
レオポルドたちも、ユノほどではありませんが、マナスキンを維持し山を登り始めました。
アネゴレオンはちゃんと考えていた
ヤミ団長いわく、ヤミ団長とシャーロット団長が連れてこられたのは、みんなのお手本にするため。
ユノは新人1位を連れてくることで、みんなを鼓舞するため。
メレオレオナはムチャクチャ言っているようで、実はちゃんと考えていて、面倒見のいい人なのです。
魔力コントロールの苦手なノエルは苦戦しますが、
「覚悟を決めた女は最強だ。お前の母親のようにな」
とメレオレオナに励まされます。
マナスキンを使えないアスタ
しかし、魔力のないアスタは……。
今回ばかりは気合いや力だけではどうにもならず、マグマの熱さはアンチ魔法でも対処できません。
「かえっていいぞ」
メレオレオナは言います。
けれど、魔法帝を本気で目指すアスタは、当然諦めません。
「登ってみせます! 実績の上にオレたちの夢は有る!!」
アスタは覚悟を決めるのでした。
今回も、活躍するユノ。
一足先に行ってしまったユノでしたが、もちろんここで追いつくのがアスタ。どうやってこの試練を乗り越えるのかは、来週のお楽しみです。
待望の温泉回は、どうやら来週にやってくれるようです。