前回のブラクロ
500年前。
悪魔の計画により仲間を殺され、5つ葉に染まったリヒト。
リヒトは闇にのまれた体を悪魔に渡さないよう、自身に禁術をかけ魔神に変貌する。
そうそう、OPアニメverMVが公式で公開されました。
いい曲ですよね。というわけで、今週も感想魔法 ブラクロまとめ!!
人間は魔神に滅ぼされるかにみえた
「なんだあの化物は!?」「逃げろ」「逃げろってどこに!」
魔神の出現でパニックに陥る人々。
人間は魔神に滅ぼされるかにみえた。
ルミエル「なぜ僕がこれだけの魔力をもって生まれてきたのか、わかったよ」
ルミエル「君を人殺しにはさせない」
リヒトの信じたルミエルが、リヒトのためにも彼を止めようとします。
そして。
セクレは自分たちの作った”魔力を分け与える、人を救うための魔道具”が、”エルフの魔力を奪い殺すための手段”に使われたことを思い絶望します。
友を討つ
魔神となったリヒトには意思がなく、膨れ上がった魔力で暴れまわり、街は燃えルミエルも負傷していきます。
悪魔「これでは素直に私に体を渡していた方がマシだったのでは?」
魔石の力で増大になった負の魔力。
そこへセクレが現れ、2人で作った平和のための魔道具を使用します。
魔道具は魔神の魔力をある程度まで吸収。
負の魔力が弱まったことで、わずかにリヒトの自我が戻ります。
リヒト「ルミエル……イマダ、ハヤク……」
ルミエル「リヒト……」
リヒト『私の信じた未来の、君は希望だ』
ルミエル「僕が君を止める」
ルミエルは友のため、リヒトに巨大な光魔法の剣を突き刺しました。
事情を知らない人々は、ルミエルを救世主としてたたえます。
これが初代魔法帝誕生の出来事です。
セクレの禁術
セクレは魔石を回収し、
「リヒトもグリモワールも渡さない」
魔石の力で魔力を底上げし、悪魔を封印しました。
悪魔は封印の直前、
「あの魔石で転生を使えば」
禁術を発動し、転生魔法の下準備をします。
次はルミエルとセクレのいない時代に、再び動くことを言い残し消えていきました。
戻ってきたルミエルは、戦いで致命傷を負っていました。
ルミエル「これでいいんだ。リヒトとの約束を護れた」
セクレ「王子をここで死なせるわけにはいきません。リヒトが言うように、あなたは未来の希望なんです」
セクレはもう一度魔石の力で禁術を使い、ルミエルを傷ついた体ごと石像に封印。
その反動で、セクレはネロに、鳥の姿になってしまいました。
それからの500年、セクレはリヒトのグリモワールを見守ってきました。
そして今、グリモワールはアスタの手に渡り――。
初代魔法帝の参戦
セクレ「長い戦いに今日、終止符を打つ」
一方、アスタ、ユノ、パトリは悪魔の元にたどり着いていました。
そこへルミエルとセクレも乱入。
ルミエル「500年ぶりだな」
初代魔法帝の姿に興奮するアスタと、クールだけど興奮が垣間見えるユノ。
アスタはセクレの姿にも気づき、
「あの人の氣、どっかで」
と思います。
セクレは封緘魔法でリヒトの魂も目覚めさせます。
リヒト「あの時言えなかったことを、ようやくいえる。ありがとう、ルミエル」
500年の時を超えて、再会した2人。
リヒトとパトリ
パトリ「リヒトさん……」
リヒト「パトリ、魂の深いまどろみの中で、すべて見ていたよ」
パトリは自分を信じ、だけど道を踏み外した仲間のために言います。
「500年前、私たちは悪魔の計画に敗れた。絶望の中で私が罪なき人々を傷つけぬよう、さらなる絶望を生まぬよう、とめてくれたのはルミエルだった」
「形はどうあれ、君にも君を止めてくれる者が現れたようだね」
それは、パトリを許せないと言いながらも、受け入れ、理解しようとしたアスタのこと。
「パトリ、君の振るった刃は君にとって正義でも、刃を振るわれた者からすれば、決して許すことのできない罪だ」
憎しみが憎しみを生む。
エルフと人間の争い、「白夜の魔眼」と魔法騎士団の戦い。
けれど、今のパトリはそれを理解し、後悔をしています。
だからこそ、リヒトはパトリを責めず、抱きしめました。
「許されないとしても、間違っているとしても、これだけは言いたい。よく頑張ったね」
ルミエルとリヒトは、500年の戦いに決着をつけるべく戦います。
ルエミルとリヒトの連携
ルミエル「光魔法マナゾーン アヴィオールの灯グロリア」
リヒト「剣(つるぎ)魔法 開闢の一閃連撃」
禁術を受けたリヒトと、その魔力を吸収したルミエル。
2人は”あちら側の世界”の魔法をも蹴散らし、スピード・火力・連携で悪魔を押します。
けれど、再生できる悪魔は倒せず、反撃で片腕を負傷するルミエル。
アスタ「させん!」
そこへ割り込むのはアスタです。
悪魔の力にも、”断魔の剣”は有効でした。
リヒト・セクレ「やはりアンチ魔法なら」
そう思う2人。
悪魔はアスタを引きはがし反撃しますが、ユノたちがカバー。
ユノはリヒトを前に、思います。
ユノ(圧倒的に強大。だが圧迫感のない研ぎ澄まされた刃みてーな魔力)
ユノ(だがなんだ? この包まれるような温かい感じは)
ライアさんの言っていた通り、ユノの体に転生したリヒトの子供の影響でしょう。
また、セクレは魔法でルミエルの腕を治します。
そんなセクレの魔法を、「矮小で無価値な魔法」と言います。
けれど、ルミエルはセクレの魔法に価値を見出しました。
セクレ「他人から奪うことでしか存在できないくせに。あなたが見下しもてあそんできたものに、あなたは今日敗れる」
剣究極魔法 宿魔の剣 覇劫
しかし、悪魔の放った触手の魔法は止まりません。
このままでは階下のみんなが飲まれてしまいます。
ヤミ団長は悪魔にも通じる闇魔法で自身とシャルラを包み、なんとか耐えていました。
生命力を奪われた腕も、シャルラの回復魔法で治癒。
ヤミ×シャーロット派待望のシーンですね。
しかし、ヤミ団長の魔法もずっとはもちません。
そんな中。
リヒト「仲間たちと共に、本気の一撃で今欠片も残さず消し果たす」
リヒトはユノとパトリも含めた、エルフたちの魔力を剣に集めます。
リヒト「くらえ! エルフの怒りを! 剣究極魔法 宿魔の剣 覇劫(はごう)!!」
圧倒的な斬撃のエネルギーが悪魔を呑み込み、壁や地面ごとあたりを消し飛ばします。
ユノ(魔法の格が違う……)
それでも、残った心臓からしゃべり、「治りなさい」、復活する悪魔。
アスタは思いました。
自分が引き出せなかった、「宿魔の剣」の本当の力。
それと同じものが、自分の剣にもあるかもしれない、と。
アンチ魔法自体は悪魔に通じました。
もっと力を引き出させれば、悪魔とも戦える、と。
リヒトはアスタを気にかけます。
そうとも知らず、アスタは覚悟を決めました。
アスタ(魔力のないオレだから出せる力がある!!)
というわけで、明かされた魔神の真実と、ルミエル&リヒトの再会、許されずとも認められ前に進む機会を得たパトリ。
ルミエルはマナゾーンを使いましたが、リヒトは
・マナゾーンなし
・グリモワールなし
・剣一本のみ
であの強さ。
「断魔の剣」も元々剣魔法の1つであったことを思えば、リヒトがアスタの持つ剣すべてを使えば悪魔に勝てる可能性はあります。
しかし、リヒトは今の時代を生きるアスタに賭けたのでしょう。
だから、剣の使い方と悪魔の倒し方のヒントをアスタに与えたのかもしれません。
もちろん、あの一撃は悪魔を倒すつもりで放った怒りの一撃でもあるのでしょうが。
それを受けたアスタが、次回――。
あと、セクレがネロになったシーン。
服がぱさっと地面に落ちましたが、下着はありませんでしたね。
きっと服の下にあったのでしょう。
それとも、まさかはいてな――。
そういえばノエルもはいてるか怪しいカットが……。