前回のブラクロ
アニオリギャグ回。
ペットの魔獣のお話。
今回もギャグ多めですが、重要な原作エピソードです。
シャーロット
アスタの無実を証明するべく、悪魔調査に乗り出すヤミ団長。
ヤミ「てめーもこいや」
セクレ「ええ」
ヤミ団長、セクレ、アスタの3人でまずは禁術の呪いについて調べます。
そのころ。
「碧の野薔薇」団長であるシャーロットは、団員のソルに対しエルフに乗っ取られみんなを護れなかったことを謝罪します。
ソル「姐さんのせいじゃないっす」
ソルはそう言い、ヤミ団長が助けてくれたことを話します。
ソル「男にしてはやりますね。まあ姐さんには及びませんけど」
シャーロット(やはりあれは夢ではなかった!?)
ヤミへの恋心
シャーロット団長は、シャルラに体を乗っ取られヤミ団長と共に戦った時のことを覚えていました。
シャルラ『私はこの体の持ち主ほど不器用ではない』
そんなシャルラの言葉を思い出し、
シャーロット(まさかヤミは私の気持ちに気づいてしまったのでは!?)
焦るシャーロット団長。
そこへ、お見舞いに来るヤミ団長。
1つ前世代の主人公的な存在であるヤミ団長なので、ちょうどよくあらわれるラブコメ主人公スキルも持っているようです。
ヤミ「もう体は大丈夫なのかよ」
ヤミ「トゲツン女王に聞きたいことがあってよ」
まさか――と焦るシャーロット団長。
[kanren postid=”156268″]シャーロットの奇声
ヤミ「なんか言ってただろ。魔法でとらわれちまった時によ」
ヤミ「お前のあれって、禁術の呪――」
ヤミ団長が言っているのは、シャーロット団長にかけられている呪いのこと。
しかし、シャーロットは転生魔法の時のことだと勘違いし、
シャーロット「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」
叫びながら逃走。
町中を全力疾走するのでした。
ヤミ「禁術の手がかりを教えてほしいんだけど」
シャーロットの走り去った部屋から、ぼそりとつぶやくヤミ団長。
女だけの力で戦ってきた
そして、夕方。
シャーロット「やってしまった。またヤミに素直になれず」
シャーロット団長はローズレイ家にかけられた呪いに打ち勝つべく強くなり、口先ばかりで言い寄ってくる男どもを蹴散らしてきました。
だけど、ある時呪いが暴走してしまい、そこを偶然巻き込まれたヤミ団長に助けられました。
ヤミ「つえー女は好きだぜ。だがたまには誰かに頼ってもいいんじゃねーの?」
それ以来シャーロット団長はヤミ団長を認めているのですが、認めたくないという想いもあり、女ばかりの団をつくり戦ってきました。
ゆえに恋愛ごとには疎く、ヤミ団長には素直になれずにいるのです。
しかし、シャーロット団長は決意し「碧の野薔薇」団の団員を集めます。
「碧の野薔薇」は女の力のみで戦ってきた団。
だからこその宣言に、
「よって私は団長を辞することも覚悟して言おう」
「私はヤミのことが好きなのだーー!」
抑えられなかった想いを、ついにみんなの前で告白。
応援されて
ソル「姐……さん……?」
シャーロット「やはり、許されることでは……」
男を排除する団を作っておきながら、団長の自分が――団長をやめる覚悟を決めるシャーロットでしたが
「応援します団長ー!」「10年来の大恋愛じゃないですかー!!」
実は、ソル以外の団員には恋心がばればれ。
しかも、こっそり彼氏をつくっていた団員もちらほら。
なので、シャーロット団長の宣言はあっさり受け入れられ、むしろ応援されました。
ガチで女しか認めないのはソルだけでした。
シャーロット「ワタシハヤミニコクハクスル」
団員たちの勢いに押され、宣言してしまうシャーロット団長。
ヤミ「なにやってんの?」
ソル「ものすごいタイミングでキター!」
そこへやってくる、やはりラブコメ主人公と化しているヤミ団長。
素直になれない
シャーロット「ヤミ……あの、その……」
ヤミ「てめーの気持ちはわかってるよ」
シャーロット「ドキ!?」
ヤミ「そのなんともいえねえ独特な氣……おまえ、オレのこと苦手だろ?」
シャーロット「え?」
そして、ラブコメ主人公のごとく、恋愛ごとには鈍感なヤミ団長。
これには焦るシャーロット団長でしたが――。
アスタ「違いますよヤミ団長」
アスタ「薔薇団長のこの氣の感じ、ノエルににてるんすよね」
信頼しているけど、素直になれない。
と、シャーロットのことを見抜くアスタ。
ヤミ「オマエそれノエルがオマエのこと信頼してるって言いきってるけど、恥ずかしくないの?」
アスタ「一緒にいくつもの視線を潜り抜けた仲間ですから」
アスタ「だから薔薇団長も恥ずかしくて言いづらいことがあっても、いつも通りでいいんすよ! 2人は一緒にいくつもの死線を潜り抜けた仲間なんすから」
と、背中を叩くアスタ。まあ、アスタもノエルの気持ちが恋心であることには気づかないので、似たようなものです。
シャーロット「お互いよい団員に恵まれているようだな」
ヤミ「こいつのおかげで大変なんだけど」
恋も調査も一歩前進??
こうして、シャーロット団長はヤミ団長を食事に誘い、話を聞くことに。
ソルはこっそり尾行し、シャーロット団長をヤミ団長にとられないか心配します。
ヤミ「薔薇の呪いについて教えてくんない?」
そして、ヤミ団長の話が告白ではないことに安堵しつつもがっかりするシャーロット団長でした。
シャーロット「元々は我がローズレイ家に恨みを持つ呪詛魔道士の魔法だ」
シャーロット「その効果は国内のいずれの魔法とも異なり、解呪不可能だった」
シャーロット「禁術は世界や命のありように干渉する。私が18の時に発動した呪いは私の魂の形、私の魔法自体を変質させてしまっている。これは十中八九、異界の力を借りた禁術の呪い」
シャーロット「だがそれ以上のところはわからない」
そして、シャーロット団長は言いました。
シャーロット「禁術の呪いならば、ある意味私よりも強く、その影響を受けたものがいるだろう」
そのころアジトでは、
ゴードン「親友沢山、うれしいな……うれしいな……ふふふ」
自作の人形を前に不気味な笑いを浮かべる、本当は優しいけど呪いの魔法を使うゴードンでした。
というわけで、実はクローバー王国内にはいくつもの呪いが発生していたわけです。
次回は、呪いと悪魔に関して重要なことが判明していきます。