前回のブラクロ。
精霊守との修業。
模擬戦中のアスタ
ハート王国にて、ガジャを相手に実戦形式の修業をするアスタ。
アスタ「もう何日も手合わせしてもらっているのに、一撃もあてられねえ」
アンチ魔法は強力でも、当てられなければ意味がなく。
これまでは仲間との連携もあって乗り越えてこれましたが、今回の敵は強大です。
自分一人の力でガジャに勝てないようでは、スペード王国の悪魔・悪魔憑きには勝てないといいます。
それを指摘されても諦めないアスタ。
その折れない心こそがアスタの強さである――ガジャは見抜きます。
ヤミ団長VSアネゴレオン(メレオレオナ)
一方レオは、強すぎる姉のメレオレオナ、兄のフエゴレオンの存在を前に、
「強くなればなるほど遠く感じる」
と悩んでいました。
強くなれば、その分姉・兄の強さが理解できて、悩むレオ。
その姉であるメレオレオナは強魔地帯の火山で暴れていました。
ヤミ「よぉアネゴレオン」
アネゴ「誰がアネゴレオンだ」
ヤミ団長は強くなるため、アネゴレオンに勝負を挑みます。
対言霊悪魔戦時に身に着けたマナゾーン。それを使いこなすべく、自分よりも前からマナゾーンを使いこなしていたアネゴレオンを相手に試し学ぼうとしているのです。
アネゴレオン「試す前にその身が持たぬかもしれんぞ」
刀を抜くヤミ団長。
アネゴレオン「獅子にくわれる覚悟は出来たようだな」
ヤミ「そのくらい本気で相手してくれねぇと、オレも限界超えられねえからな」
アネゴレオン「望み通り燃やし尽くしてやろう」
氣の感知より速く
アスタはブラック化してガジャに挑むも、魔力の追尾を読まれ、囮の魔法で振り回されます。
魔法もアンチ魔法も、性質は違えど基本は同じ。
ガジャにいわれ、アスタはアンチ魔法の流れを掴もうとします。
ヤミ団長もまた、スピードとパワーの双方を持つアネゴレオンに圧倒されていました。
ヤミ「氣で感知するより速い!」
アネゴレオン「その程度か? 逃げてばかりでは勝てんぞ!」
ヤミ「なんちゅうスピードだよ」
アネゴレオンもガジャも空中を移動し、氣の感知だけでは対応できないスピードを持っています。
アスタとヤミ団長、場所と相手はちがえど師弟同士、同じような場面で悩みます。
アネゴレオン「悪魔に倒される前に、今ここで引導を渡してやってもいいぞ!!」
宿魔の剣
アスタは、
・魔法を打ち消す「断魔の剣」
・魔法効果を消滅させる「滅魔の剣」
そして、1度だけノエルの魔法を取り込み射出させたことのある「宿魔の剣」の力を思い出します。
元々の持ち主であるリヒトは、「宿魔の剣」によって
・相手の魔法を吸収
・味方の魔力を集める
そして斬撃として攻撃する、といった技をもっていました。
アスタはこの自分が引き出せていない力のことを考えます。
アスタ「オレのアンチ魔法の力でも、同じことが出来るかもしれない!!」
ガジャ「どうやら答えが出たようですね」
師弟、今ここで限界を超える
アネゴレオン「来ないならこちらからいくぞ!」
マナゾーンの力で空中を自在に動くアネゴレオン。
ヤミ「こんなところで負けてるようじゃ、悪魔になんざ勝てるわけねえ!」
ヤミ団長は土壇場で、空中移動を身に着けます。
アスタ「あの時ノエルの魔力を借りたみたいに、アンチ魔法の力を宿魔の剣に宿らせる!」
アスタはガジャに本気で攻撃してくるように頼み。
アネゴレオンもまた、ヤミ団長に対し本気の一撃を放つことにします。
アネゴレオン「楽しませてくれた礼だ。せいぜい耐えて見せろ」
ヤミ「受け止めきれるか? いや、やるしかねえ」
アスタ「できるかなんて疑うな! やるしかねえ!」
ヤミ・アスタ「「今ここで限界を超える!!」」
ヤミ団長はマナゾーンの状態で、魔法を吸い寄せる「闇魔法黒穴」を発動。
闇の球体はアネゴレオンの魔法を、アンチ魔法のようにかき消しました。
アスタもまたガジャの攻撃に向かっていき、「宿魔の剣」から黒いアンチ魔法の斬撃を放ちました。
そして、ついに攻撃がガジャに当たったのでした。
成長のきっかけをつかんだアスタとヤミ団長。
その後、精霊守たちは修業の状況を報告し合います。
ガジャはアスタこそ、切り札になりえる存在だと言いました。
ユノ様と叫ぶ男
そのころ、スペード王国では。
「なんて数だ……」
侵略の準備を進めるスペード軍に対し、偵察をするレジスタンスの者たち。
スペード兵たちはレジスタンスに気づいて攻撃を仕掛けますが――。
レジスタンスたちは、「あの方を頼む」と、ラルフという男に自分の魔力をさずけ、すべてを託しました。
「必ずあの方の元へたどり着く」
と、仲間たちの犠牲を背に、歩を進めるラルフ。
そして、ラルフは追ってきた敵から逃げるべく川へ飛び込み、「ユノ様ーー!」と叫びながら流されていきました。
スペード兵は、そのことをダンテという男に報告します。
ダンテ「どうでもいい」
ダンテ「羽虫があがいたところで、我々の計画にはなんの支障もないのだから」
そう言うダンテの影には4枚の翼をもつ悪魔が宿っていました。
また、ダンテのいる部屋には、エルフたちが冥界への扉を開くときに使ったものによく似た樹の図もありました。
というわけで、熱すぎるヤミ団長VSアネゴレオン回でした。
ヤミ団長は団長たちの中でも飛びぬけているのに、さらにその上に位置するアネゴレオン。
今回のアスタとヤミ団長の成長は、原作に登場する新技につながるいい補完ですね。
ラルフとダンテに関しても、いい顔見せでした。
そして。
年明け2021年1月5日の放送から、新OPEDが登場。
OPはSnow Man「Grandeur」
EDはTREASURE「BEAUTIFUL」
https://twitter.com/bclover_PR/status/1338785872905445378
第13OPですね。
さらに、ジャンプフェスタオンラインにてゼノン&ヴァニカキャスト解禁、アニメ新キービジュアルも公開。
https://twitter.com/bclover_PR/status/1338785880262275074
これは年内でアニオリ終了、2021年1月からスペード編突入ですね。