前回のブラクロ。
ユノはスペード王国の王子だと判明した!!
ユノの出自
金色の夜明けアジトでは、女性団員とダイス魔法のダヴィドさんたちがユノの話をしていました。
入団して1年半で副団長になったユノ。クローバー王国の各地には、そんなユノのファンクラブがたくさんあるそうです。
一方、ハージ村の協会にいるユノ。
神父「ユノが!?」
ベル「スペード王国の王子!?」
ユノ「2人ともうるさい」
風の精霊であるシルフ(ベル)を従えているとしり、レジスタンスの男は「さすがですユノ様」と感激。
神父「ならアスタどうなんだ?」
と神父様。
ユノと一緒に捨てられていたアスタですが、レジスタンスの男はアスタのことを知りませんでした。
ユノ「アンタいい加減なことを言うな。オレがスペード王国の王子?」
真実を伝えに来たというレジスタンスの男ラルフは、炎魔法軌跡の陽炎を発動し、ユノに過去の記録を見せました。
ユノの両親
当時のスペード王国の王様は、息子であるユノの誕生を喜んでいました。
母「生まれてきてくれてありがとう」
父「シエル、ありがとう。よく頑張ってくれた」
父は国王のロイス。
母の名はシエル。
国王のロイスは強魔地帯で見つけたという魔石をユノにプレゼントし、我が子の誕生を祝います。
ユノの誕生はスペード王国中で祝われました。
スペード王国は長く厳しい冬に閉ざされていて、国民にとってユノの誕生は希望でもありました。
きっと凄い魔道士になる――と期待もされて。
「我々の使命はこの平穏な日々をお守りすること」
と、魔導防衛隊の団長である男も言います。
ラルフは団長の息子であり、彼もまたユノや国のために尽くすつもりでいました。
ゾグラティス兄弟
兵「ゾグラティス兄弟が戻られました!!」
そんなある日。任務から帰還したダンテ、ゼノン、ヴァニカの3人。
彼らはスペード王国に所属する兵でした。
しかし、ゾグラティス兄弟は逆賊を皆殺しにしていました。
そのことに、国王と王妃は不信感を抱いていました。
魔導防衛隊の団長も、ラルフに対し3人を警戒するように言っていました。
そして、ついに3人が反乱を起こしました。
ヴァニカ「サイッコー!」
次々と殺されていく魔導防衛隊の兵たち。
兵「あの3人が悪魔の力を授かったというのは本当だったのか!!」
国王と王妃も襲われますが、2人は息子のユノを団長にたくしていました。
スペードの王城は燃やされ、団長は強魔地帯と抜けた先で教会を発見し、そこにユノを託しました。
「私からユノ様への、最後の魔法です」
風の魔法でユノを教会の前に移動させ、自身は離れた地点で追っての兵もろとも自殺。
真実を知ったユノ。
そんなユノに、通信魔道具で連絡が入ります。
「敵襲です!!」
知らせを受けたユノはアジトへ飛びます。
自分がスペードの王子だとしても、クローバー王国のユノとして戦うために。
襲撃される「金色の夜明け」アジト
金色の夜明けアジトは、ゼノンと配下である男ガデロア&フォヤルに襲撃されていました。
ガデロア「好きに暴れちゃっていいんですか?」
ゼノン「目当ての冥域の魔道士以外は殺していい」
金色団員たちは侵入者に攻撃魔法を仕掛けますが、ガデロア&フォヤルは無傷でした。
ダヴィド「あと1人はどこへいった!?」
ガデロア「こんな程度かよ? クローバー王国最強の団って聞いてたんだけどな」
金色兵たち「無傷だと!?」
ガデロア「まぁムリもねーか。「漆黒の三極性」(ダークトライアド)様に力を授かり適合した中でも選ばれた存在……オレたち「漆黒の使途」(ダークディサイブル)は全員零域なんだからよぉ」
岩石魔法のシレンが攻撃をしますが、彼以上の岩石魔法を使うガデロアに殴られ吐血。
両腕を岩でコーティングしたガデロアは、次々金色団員をなぐり飛ばしていきます。
ガデロア「悪魔の力は魔法を別次元にすんだ! ウチ兵長クラスじゃ5%。だがオレは40%まで解放できる! そして悪魔憑きであるゼノン様は80%だ!!」
襲撃されるヴァンジャンス
そのゼノンは、別フロアにいた金色の夜明け団長ヴァンジャンスを襲撃。
アレクドラは、たとえ自分がエルフの器だったとしても、ヴァンジャンス団長のために戦うのは自分の意思だと言います。
アレクドラにとって、自分に道を示してくれたヴァンジャンスはとても大切で、尊敬できるお方。
しかし、骨魔法を扱うゼノンは複数の骨を伸ばし、アレクドラの魔法を貫通し彼の体を串刺しにしました。
ヴァンジャンス「世界樹魔法 魔守のトネリコ!!」
ヴァンジャンスは無数の枝で骨を掴み、アレクドラを助けます。
ヴァンジャンス「何者だろうと、私の団員を傷つけることは許されない」
ゼノン「それが世界樹魔法か。スペード王国の利益のため頂くぞ」
対するゼノンは骨魔法無間骨牙(むげんこつが)を発動。
大量の骨のアームをまといました。
ユノが到着すると、アジトは破壊され仲間たちは血だらけで倒れていました。
カデロア「遅れて出てきたハエが何見降ろしてんだ」
ユノ「お前……オレの仲間に何してる!!」
ブチ切れたユノはスピリットダイブをするのでした。
今回のポイントと原作との相違点
今回のブラクロアニメのポイント。
・「漆黒の三極性」(ダークトライアド)は元兵士で王位継承権はなかった
これはアニメで初出の情報。
・「漆黒の三極性」であるダンテ、ゼノン、ヴァニカにはそれぞれ悪魔が憑いている
・「漆黒の使途」(ダークディサイブル)であるガデロア&フォヤルはゼノンから悪魔の力を分け与えられ、その力を40%まで使える
・ゼノンは骨魔法の使い手で、悪魔の力を80%まで解放できる
・ゼノンはある目的のため特定の冥域を集めている
ターゲットはヴァンジャンス団長
また、今回ヴァンジャンス団長が使った魔法ですが
原作→魔守のトリネコ
アニメ→魔守のトネリコ
魔除けとされている木の名称がトネリコなので、アニメ版が正式名称となりますね。
そのほか原作ではヴァンジャンスがアレクドラのことを「サンドラー」と呼んでいましたが、アニメでは名前呼びに変更されました。
ユノのスピリットダイブシーンはアニメ版の方がかっこよかったですね。
というわけで、ついにシリアス展開に突入したブラクロアニメ。
次回も怒涛の展開が続きます。