ブラクロアニメは年明けの2021年1月5日より、スペード王国との戦いを描く原作のエピソード「ハート王国共闘編」に突入します。
その前に、長かったアニオリエピソードをまとめてみます。
スペード王国に対抗するべく
悪魔憑きとして魔法議会に断罪されそうになったアスタは、自信の無実を証明するべく他の悪魔の手がかりを探すことになりました。
悪魔の反応を追いかけやってきたハート王国で、スペード王国にいる悪魔のことを知ります。
敵はスペード王国の悪魔憑きと悪魔。
その中には、ハート王国の女王ロロペチカを呪い、ノエルの母を殺した悪魔メギキュラもいます。
さらに、スペード王国はダイヤモンド王国の大半を侵略し、いつクローバー王国・ハート王国に攻めてきてもおかしくない状態。
そんな中で、アスタは無実の証明だけではなく、クローバー王国・ハート王国の人々を護るためにも修業をすることに。
原作では修業パートは描かれず、いきなり半年が経過しました。
アニメでは、この半年の期間がアニオリとして描かれました。
修業
アネゴレオンと共に強魔地帯・ユルティム火山で特訓をしたり、ダンジョンに入ったり。
修業を始めるアスタたち。
エルフ転生編では、アスタに差をつけられつつも何かをつかんだレオ。
レオも今回の修業でまたまた何かをつかみます。
デビルパニッシャー
エルフ転生の騒動により起きた混乱から、クローバー王国は立ち直ろうとしていました。
しかし、辺境の地で復興があまり進んでいませんでした。
そんな辺境の地では、エルフにより家を壊され、家族を殺され、守ってくれるはずの魔法騎士団が助けてくれなかった――と、恨みを抱える者たちもいました。
魔法騎士の中からもエルフに体を奪われたものが多数現れ、エルフとの戦いやら言霊悪魔の討伐やらで人手が不足していたのですが、被害に合った者からすれば、そんな事情など関係なく。
彼らは魔法騎士をよく思っていませんでした。
そして、彼らの中には魔法議会が報じた「アスタは悪魔であり騒動の元凶」という偽りの記事を信じ込み、アスタを断罪しようと考える者もいました。
彼らは「デビルパニッシャー」と名乗り、魔力こそ少ないけれど、力を合わせ、薬などの手段を使ってアスタをとらえようとしました。
デビルビリーバー
「デビルパニッシャー」は、悪魔を崇める者「デビルビリーバー」が組織したコマでした。
魔力が少ないがゆえに苦しい思いをしてきた女性、ダズーとボゥ。
2人は悪魔の力を欲し、「デビルパニッシャー」を組織して悪魔を憎む者たちを利用します。
最終的に、2人は国外追放を受け、悪魔の力を求めてスペード王国を目指しますが、強魔地帯を抜けるのは至難の業。
抜けたところで、スペード王国もまた強者が弱者を支配する国なので、戦闘力の低いダズーとボゥが悪魔の力をわけてもらえるとは思えず。
結局どうなったのかは不明です。
ブラクロにしては珍しく、闇の部分を描きつつ、大人同士の百合も展開されたエピソードでした。
団長戦
その後、魔法帝ユリウスは
・団長たちの特訓
・団長の強さを今一度知ってもらい、国民に安心してもらう
という目的のもと、団長同士による模擬戦をおこないました。
繊細な魔力操作が行えるノゼルお兄様。
圧倒的な火力を持ち、団長の中でも抜き出ているフエゴレオン団長。
ヤミ団長を夢空間の中で量産してみせたドロシー団長。
ちゃんと強かったヴァンジャンス団長。
そして、夢空間すら斬って見せたヤミ団長。
見どころいっぱいの神回でした。
また、ユノVSランギルスの戦いも描かれました。
ハート王国での修業
アスタ、ノエル、ラック、チャーミーパイセン、フィンラル、レオ、ミモザ、リル、シャーロット団長はハート王国で精霊守たちに修行をつけてもらいました。
自然のマナを利用した術式を学ぶ一同。
アスタは修業の中で、「宿魔の剣」からアンチ魔法の斬撃を放てるようになりました。
一方ヤミ団長は、アネゴレオンとの模擬戦の中でマナゾーンの扱い方を学び
・空中移動
・マナゾーン×黒穴による相手の魔法を打ち消す技
を習得しました。
そんなこんなで強くなっていくアスタたち。
しかし、スペード王国の魔の手はすぐそこまで迫ってきているのでした。
というわけで、年明けからスペード王国との戦いがスタート。
注目すべきは、
・アスタ、ユノ、ノエルの3人が中心
・3人とぶつかる悪魔憑きが存在(うち1体はメギキュラが憑いている)
・ヤミ団長とアスタによる師弟共闘
・パワーアップしたアスタやヤミ団長の力
などなど。
ほかにも衝撃的な展開の数々が待っているので、早くアニメでみたいです。